「トラブル」

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案外多いご近所付き合い 一番不快なのは「音がうるさい」

案外多いご近所付き合い 一番不快なのは「音がうるさい」

 地縁が薄くなったといわれて久しいが、最近は案外多くの人がご近所づきあいをきちんとしていることが、全国の500人を対象にした「近所づきあいについての調査」(シースタイル・東京)で分かった。 国土交通省が毎年10月に定めた「住生活月間」に合わせて実施した調査。まず、「近所づきあいをしているか」について聞いたところ、63%が「はい」。ご近所さんとの関係についても、関係がとても悪いという人はわずか1%。過半数が良好な関係だと答えた。 「近所づきあいの範囲」については、戸建てに住む人と、官舎や寮を含む集合住宅に住む人では少々異なる。戸建てでは、「向こう2〜3軒両隣」という人が42.2%、集合住宅だとやはり、「同じ建物」という人が42.2%と最も多かった。 結婚経験者と未婚者でも、近所づきあいについての考え方には差があった。「近所づきあいしたいか」を聞いてみたところ、「はい」63.4%、「いいえ」36.6%と多くの人がしたいと答えたが、30代以下は半数以上が近所づきあいに否定的。また、未婚の人は結婚経験のある人に比べ、近所づきあいをしたくないと考えている人が多かった。 そして、トラブルの元ともなり得る「近所づきあいで不快なこと」。一番多かったのは、戸建て、集合住宅ともに、「生活音がうるさい」こと。戸建ての2位が「なにかと難癖をつけてくる」に対し、集合住宅は「プライベートなことに入ってくる」、戸建ての3位が「違法駐車する」に対し、集合住宅は「子どもがうるさい」、「ベランダなどの共有部分でタバコを吸う」だった。

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「リフォーム訪問販売」の相談件数急増で注意喚起/住宅リフォーム・紛争処理支援センター

「リフォーム訪問販売」の相談件数急増で注意喚起/住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターは10日、2013年度「住まいるダイヤル」のリフォーム相談で「訪問販売に関する相談件数」が前年比50%増と急増していると発表した。  リフォームに関する相談9,013件のうち、訪問販売に関する相談は764件。悪質な訪問販売による高齢者の被害が新聞等の記事に取り上げられたことで、05年度から09年度(136件)頃までは減少傾向だったが、10年度(243件)から再び増加に転じている。(独)国民生活センターに寄せられた訪問販売によるリフォーム工事のトラブル件数も、13年度7,276件(前年度比12%増)と増加している。  トラブルで多いのが、設計図書や契約書等の書面の不備や、発注者と受注者の合意不足が原因と考えられるもの。相談事例には「見積書や設計図書がないのに契約をしてしまった」「すすめられるままに契約をしてしまった」「工事変更や追加工事などが合意のないまま実施されてしまった」等のトラブルが目立つ。  こうした事例を踏まえ、同センターは、リフォーム工事を進める際には「事業者を慎重に選ぶ」「契約内容等を書面にする」「工事前の準備や工事の進捗状況を確認する」といった事項に注意すべきとし、「事業者から言われるままに契約をせず、工事内容、工事費用の積算根拠や事業者の実績など慎重に検討してから契約する必要がある」等アドバイス。トラブル防止には、家族や親族などの信頼できる人や、「住まいるダイヤル(0570-016-100)」などの公的な相談窓口へ相談することを勧めている。

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