「エキナカ」

記事一覧

スイーツ女子のアイデアがギュッ! “エキナカで買いたいスイーツ”

スイーツ女子のアイデアがギュッ! “エキナカで買いたいスイーツ”

 仕事にプライベートにと忙しい女子たちにとっては、エキナカで自分好みのスイーツが手軽に購入できたらうれしい。一口サイズだったりリパックできたりすれば、オフィスでも食べやすいし、シェアもしやすい。そんな女性たちの気持ちを商品化したスイーツが誕生し、JR東日本エリアの「NewDays」「KIOSK」で6月14日に発売される。スイーツが好きな女性店舗社員たちが「女子na CAFEプロジェクト」を発足して開発に取り組んできた「EKI na CAFEシリーズ」(全3種類)だ。 「口を大きくしてオフィスでスイーツを食べるのは恥ずかしい」「今まで味わったことのない食感のスイーツがよい」など、普段感じている思いを取り入れて誕生したスイーツ。「EKI na CAFE 生ふわり」(税込160円)は、外はふんわり、中はしっとりした食感のシフォン生地にたっぷりとクリームを詰め込んだ。ふんわりとした食感にこだわった、新しさを感じるスイーツ。「EKI na CAFE 小さな大福〜よもぎ&ミルク〜」(税込198円)は、北海道産の牛乳と小豆を使用した、ふんわりと柔らかいクリームとよもぎの大福。食べやすい一口サイズでピック付き。「EKI na CAFE プチいちごケーキ」(税込130円)は、いちごミルク味のカステラ生地にシュガーグレーズをコーティングした一口サイズのお菓子。リパックできる巾着袋型で、シェアして食べるのにもよさそう。

ニュース
グルメなパリのエキナカ  三ツ星シェフの店で朝ごはん

グルメなパリのエキナカ  三ツ星シェフの店で朝ごはん

 芸術と美食の国フランス。美術館やお城をめぐった後は、やはりミシュランの星付きレストランでも行こうか、というグルメな旅行者も多いだろう。でも、観光で多少疲れた体、予約をとって、ちょっとドレスアップして改めてレストランに出かけるのも面倒だと思ったことがあるかもしれない。そんな時におすすめの方法がある。朝ごはんでもランチでも予約なしで行ける三ツ星シェフの店が、“エキナカ”にあるのだ。 パリ北西部にある、サン・ラザール駅。ノルマンディー地方に向かう特急列車が出る、パリのターミナル駅としては一番古い歴史を持つ駅だ。パリに来たことがなくても、モネなど印象派の画家が描いた駅舎を見たことがあるかもしれない。観光客から出張のビジネスマンまで、現在は1日約45万人の乗客が行き来している。 ターミナル駅だから、駅の構内には日本でいう“エキナカ”のように、さまざまな店が軒を並べている。その中に、駅の名前をそのままとった「ラザール」というレストランがある。バーカウンターにテーブル席が並ぶ、一見普通のレストランだが、何を隠そう、パリの三ツ星レストラン、エピキュールのシェフ、エリック・フレションの店なのだ。駅構内にこの店が開店した2013年には、三ツ星シェフが駅の構内にレストランを開くのは初めてのことだと、フランスメディアでも話題になった。しかも、週末は店を閉めてしまうことが多いフランスで、定休日なく、朝5時から深夜1時過ぎまで開いている。 出張に向かうビジネスマンが早朝この駅から出発する前に、“三ツ星シェフの店”で朝ごはんを食べる、もしくは、クロワッサンを持ち帰りで買って、列車の中で食べる、ということができるようになっている。筆者も、午後ノルマンディーに向かう前に、せっかくだから、ここでランチすることにした。 予約なしでももちろんOK。その日のランチは、春を惜しむホワイトアスパラガスに、初夏を思わせるガスパッチョ、鴨のグリルに、リンゴのタルトとフルーツのアイスクリーム盛り合わせのデザート。これに締めのコーヒーで、お一人様35ユーロだ。上記の三ツ星の店、エピキュールで食べれば、もちろんこの4倍の値段は覚悟しなければならない。  駅構内だけあって、仕事や旅の途中、列車に乗る前に立ち寄ることが前提になっているから、店の雰囲気はカジュアルだし、量も適度で軽く食べられる。それでもエリック・フレションの味だから、満足度は200%だ。通りすがりで有名シェフの味を楽しむなら、ここは選択肢の筆頭だ。