「アナログプレーヤー」

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アコースティックソリッドからレコードプレーヤー「Solid 113」 駆動モーターを本体に一体化

アコースティックソリッドからレコードプレーヤー「Solid 113」 駆動モーターを本体に一体化

 輸入オーディオ機器のオルトフォンジャパンは、アコースティックソリッド(ドイツ)社のアナログプレーヤー、Solid113とS字形トーンアーム(WTB-211)付きのSolid113 Systemを発売した。従来は外部に独立させていた糸ドライブ式の駆動モーター、コントローラーをベース部で一体化して、取り扱いを簡単にしている。価格は、Solid113が290,000円(税抜)、Solid 113Systemが354,000円。 アコースティックソリッドは、精密加工技術で作るオーソドックスな設計のプレーヤーで知られたブランド。Solid113もMDFウッドの20mm厚ベースに35mm厚アルミ削り出しのプラッターという同社の基本デザインを継承している。駆動モーターやコントローラーを本体に統合させることで、セットアップ時の駆動糸のテンションやモーター設置などの微調整を不要として、より機能的だ。なお、Systemモデルの装着済みアームはS字形ユニバーサルタイプ。またS113の取り付け可能アームは9インチタイプのみ。設置スペースは幅470×奥行400mm、本体重量が11.5kg(Solid 113 Systemは12kg)。

プロジェクトがレコードプレーヤー「2-Xperience JPN」 ユニバーサルアーム仕様の日本限定モデル

プロジェクトがレコードプレーヤー「2-Xperience JPN」 ユニバーサルアーム仕様の日本限定モデル

 輸入オーディオ機器のナスペックは、プロジェクト(Pro-Ject Audio オーストリア)社製のレコードプレーヤー2-Xperience JPNを、6月20日(土)に発売する。製品名末尾にJPNがつけられた日本でのみ販売される限定モデルで、従来のストレートトーンアームに代えてS字アームを搭載する。価格は300,000円(税抜)。 現在、レコードプレーヤーのトーンアームはストレートアームが主流だが、これは性能面よりも設計や製造加工が行いやすいのが主な理由とされる。昔は標準となっていたS字型ユニバーサルアームは高い技術が要求されるが、その優美な曲線の外観とカートリッジを取り付けるヘッドシェルが交換可能で、いろいろなカートリッジを付け替えて楽しめるという利点もあり、こちらを好む日本のアナログファンはたいへん多い。 2-Xperience JPNに使われるオリジナルのS字型トーンアーム9CC S-Shapeは、ダイアモンドカッターによる精密な機械加工が施されたスタティックバランス型で、滑らかな動きを生むベアリング式のアーム支持部をもち、音溝への追従性を高めている。回転時に針先に発生するレコード中心に向かう力、インサイドフォースを打ち消すための仕組みは、中心に進むに連れてその打ち消す力も大きくなる特殊な構造を採用している。 ベースとなっている2-X perienceは、ターンテーブルやベースに振動を伝えないフローティングモーターによるベルトドライブ方式、共鳴を抑えスムーズな回転が得られる重量約2kgのターンテーブルなどの特徴を受け継ぎながら、ベース部が透明アクリルからピアノ仕上げを施したMDF製に変更、厚みも増している。   回転数は33および45rpm、適合カートリッジ重量は約15〜20gで、サイズは幅460×高さ155×奥行360mm、重量8kg。

【イベント】「アナログオーディオフェア2015」6月13日・14日に開催

【イベント】「アナログオーディオフェア2015」6月13日・14日に開催

 レコードに興味ありませんか? 最近、ファンの間でまた注目を浴びているアナログレコード再生にフォーカスしたイベント「アナログオーディオフェア2015」が、6月13日(土)、14日(日)の2日間、東京・秋葉原の損保会館で行われる。 アナログ関連製品を取り扱うオーディオ機器メーカーや輸入オーディオ商社、オーディオ出版社など約30社が出展。さまざまなブランドのレコードプレーヤーやカートリッジ、フォノアンプ、またアナログ関連アクセサリーなどを一望することができるだけでなく、アナログ再生をより深めるための試聴イベント、人気の女性ヴォーカリスト井筒香奈江のライブ&トークショウなども企画されている。 アナログファンにとってはさまざまな情報が得られ、興味ある方には実際に体験できる絶好の機会。ぜひお出かけになられてはいかがだろう。「アナログオーディオフェア2015」概要●日時:6月13日(土)・12:00〜19:00 14日(日)10:00〜18:00●会場:秋葉原・損保会館(千代田区神田淡路町2-9)●入場無料●主催:アナログオーディオフェア実行委員会●後援:日本オーディオ協会■リンクイベント特設サイト http://www.アナログオーディオフェア.jp/#top.html-

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

英国ミルティー社製の定番レコードアクセサリー発売

 輸入オーディオ機器のナスペックは、英国ミルティ(MILTY)社のレコードアクセサリー各種を、5月15日(金)に発売する。同社製品はアナログレコード全盛期より、レコードファンの高い支持を得てきたもの。レコード熱の再燃とともに、そのメンテナンスについても注目されており、アナログレコードユーザーにはうれしいニュースとなる。発売されるのは以下の各機種で、昔からおなじみだった洗浄スプレーのPermacleanのみ今夏の発売予定。Zerostat 3(18,000円・税抜) ユニークなピストル形の静電除去器。引き金を引いて戻すと、(+)(−)イオンを発生しレコード表面の静電気を中和し、ホコリを取れやすくする。またクリーニング後に使うとホコリの再付着を抑えることができる。電源は不要で約50,000回使える。CDやDVDなど光ディスクにも使用可能。 Duopad(3,500円・税抜) 片面が乾式ブラシ、片面がクリーニング液を使う湿式クリーナー・塗布用となった両面クリーニングパッド。目的に応じた使い分けできる。Record Brush(3,500円・税抜) カーボンファイバーのブラシは帯電防止効果があり、レコード表面を拭うと静電気を除去し、細かいホコリも除去できる。Super Exstatic Disc Cleaner(7,500円・税抜) ベルベットのパッドの両側にカーボンファイバーブラシを配したクリーニングパッド+ブラシ。レコードの汚れ、ホコリ、静電気を効果的に除去できる。Permaclean(2015年夏発売。5,500円・税抜 Duopadとのセット8,000円・税抜) 定番のクリーナー。本体はスプレーボトルになっていて、表面に軽く吹きつけて指紋などの汚れやホコリを除去できる。CDなどに使うことも可能。■リンクナスペックwebサイト・トップページ  http://naspecaudio.com/-

【イベント】アナログ試聴会「昭和歌謡を現代オーディオで聴くVol.3」開催

【イベント】アナログ試聴会「昭和歌謡を現代オーディオで聴くVol.3」開催

オーディオ機器の輸入や販売を行うカジハラ・ラボ、サエクコマース、ポーカロ・ラインの6社合同音楽プロジェクトのフォースによる試聴会「昭和歌謡を現代オーディオで聴くVol.3」が、3月28日(土)、東京・御茶ノ水のオーディオユニオン・アクセサリー館で開催される。

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