「非常食」

記事一覧

非常食は用意したけれど… 主婦の防災意識調査

非常食は用意したけれど… 主婦の防災意識調査

 神戸、東日本、そして熊本と、災害に見舞われた時の情報に囲まれている昨今。85%の人が非常食を確保しているものの、避難場所の確認は半数以下だったことが、都内の主婦111人が答えた「防災に関する意識調査」(フルスピード・東京)で分かった。 前提となる災害の情報収集については、例えば直近の熊本の災害についてみると、「TV」が84.7%、「ニュースサイト / アプリ」が43.2%、「新聞」が34.2%。SNSでは「Twitter」が12.6%。3割強の人はニュースなど、きっかけがあったときに防災用品の見直しをしている。 実際の準備の中身を見ると、水を確保している人は88.3%、食料の備蓄は85.6%。懐中電灯やラジオなど、避難用具を用意している人も80.2%いたが、避難場所の確認となると、47.7%だ。衣類や保温手段などの準備は、35.1%。被災地の映像を見て、必要性は誰もが認識しているものの、実際の準備にはなかなかつながらないようだ。

ニュース
あれから5年。 「あの日」を想い、「その日」に備えて歩いて帰宅するイベント

あれから5年。 「あの日」を想い、「その日」に備えて歩いて帰宅するイベント

 東日本大震災が発生した「あの日」から5年…。今年の3月11日(金)はあの日と同じ金曜日だ。この日にあわせて通勤先や学校から歩いて帰って防災・備蓄意識を高めることを目的としたイベント「3.11WALK」(実行委員会:河北新報社、福島民報社、岩手日報社、東京新聞など)が開かれる。参加想定は1万人。 「3.11WALK」は内閣府、復興庁、東京都、岩手県、宮城県、福島県、工学院大学の後援と防衛省・自衛隊の協力で行われる。イベントにあわせて有楽町駅前広場では正午から「3.11WALK出発式@有楽町会場」を開催。協賛・協力企業、団体による出展ブースでは非常食の試食や防災グッズの展示があり、18:00から行われる出発式ではアンバサダーのマギー審司、小芝風花を会場に迎え参加者を見送る。ツイッターまたはフェイスブックで参加宣言した人を対象に、自衛隊の炊き出し隊による芋煮の提供や帰宅ルート上にある協賛店舗からのプレゼントがある。ふるって参加宣言しよう。「3.11WALK」のサイトでは 参加宣言アイコンをダウンロードできるので、SNSのプロフィール画像をこの参加宣言アイコンに換えて、会社仲間や友人グループなどで参加して防災意識を高めるのも良いかもしれない。この機会にもう一度、防災について話してみてはいかがだろう。

ニュース