魅力的な返礼品が何かと話題の「ふるさと納税」。実際に利用した人、さらには本当のふるさとに納税した人はどのくらいいるのか、実際のところは?

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魅力的な返礼品が何かと話題の「ふるさと納税」。実際に利用した人、さらには本当のふるさとに納税した人はどのくらいいるのか、実際のところは?
おいしい食材や特産品が目当てでふるさと納税を行っている人も多いだろうが、せっかくならそのふるさとについてもう少し知ってみるのはどう? アイモバイル(東京)は、ふるさと納税で旅行する、体験型ふるさと納税サービス「ふるなびトラベル」を日本旅行(東京)と共同でスタートした。特定の自治体に寄付するとトラベルポイントが付与されるというもので、たまったポイントを利用して「ふるなびトラベル提携旅行プラン」で旅行ができる。新サービスの趣旨は、ふるさと納税を通じて日本各地に足を運び、地域の魅力に直接触れてもらいたいというもの。現在、このサービスに参加しているのは山梨県富士吉田市・山梨県山中湖村・山梨県富士河口湖町・長野県飯山市・長野県小谷村・岐阜県池田町・三重県明和町・山口県山口市の8自治体(10月17日時点)。 旅行プラン例は、「伊勢外宮参道 伊勢神泉」「湯田温泉ユウベルホテル松政」「湖山亭うぶや」など。詳細は「ふるなびトラベル」のWEBサイトから。
送られてくる特産品が楽しみでふるさと納税を行っている人も多いだろう。ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」は、申し込み件数をもとにした2017年上半期のお礼品人気ランキングを発表した。栄えある1位は、年間人気ランキングで2015年に1位、2016年に3位だった佐賀県嬉野市の「佐賀牛切り落とし1kg」が獲得。2位は、静岡県吉田町の「国産うなぎ蒲焼2尾セット」。3位は、佐賀県唐津市の「老舗肉屋の特上ハンバーグ10個」で、トップ3のうち2つを佐賀勢が占める形となった。やはり食品が人気で、上位10位には牛肉・豚肉のほか、毛ガニ・マスカット・さくらんぼ・米などが並んだ。 一方、2017年上半期に最も多くの寄付が集まった使い道は、佐賀県唐津市の「ふるさとの自然環境を保護する事業」だった。この寄付金の一部は、市民団体と唐津市が協働して行う「虹の松原」の再生・保全活動などに充てられている。 人気お礼品ランキングの詳細はサイトから。
自分の生まれ育った街のために何かしたい──そう思っている人は“ふるさと納税”はいかが? そんな“ふるさと納税”にまつわるイベント「第2回ふるさと納税大感謝祭2016」が開催される。 このイベントは、全国の自治体が一同に会し、ふるさと納税の寄付者へ感謝の気持ちを直接伝え、交流を深めることを目的としたリアルイベント。第1回目となる2015年は、東京・品川で開催、2日間で延べ5,000人が来場した。 第2回目となる2016年は、関西(大阪)・関東(横浜)で開催。すでに、関西地区では9月10日、11日にナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターにおいて行われたが、関東地区は横浜赤レンガ倉庫で10月22日、23日の両日に開催される。 「あなたの寄附で全国が動き出した!〜街や人からの“ありがとう”をお届け〜」をテーマに、試飲・試食、販売、地域色溢れる工芸品などのワークショップコーナーなどを通し、善意の寄付により地域に生まれたうれしい変化が体感できる。 さらに、ステージでの自治体PR、ゆるキャラ撮影会などのアトラクションも。その場での寄付申込みブースも設置されている。
都城のふるさと納税品は「肉」と「焼酎」だけ――。この大胆な試みが大きな話題を呼び、ここ1年間のふるさと納税額・件数ともに全国トップクラスに躍り出た宮崎県都城市。池田宜永・都城市長に詳しいお話を伺った。
宇都宮といえば「ギョーザの街」というイメージだが、そんな宇都宮市はふるさと納税の寄付者への謝礼品をリニューアルし、宇都宮餃子会加盟店の冷凍ギョーザなど、宇都宮ならではの特産品約150品目に拡充した。
人気のふるさと納税だが、お礼の品もどんどん豪華になっている。長野県安曇野市では、同市が誕生してから今年で10周年を記念し、ノートパソコン「VAIO Zシリーズ」を含む特別記念品を用意したという。
ふるさと納税ならぬ「ふるさと旅行券」というものがあるって知ってる? 国内旅行予約サイト「るるぶトラベル」では、「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用した県の「おんせん県おおいた(ふるさと旅行券)」を販売している。
いま人気の芋焼酎・黒霧島を製造販売する霧島酒造の本社がある宮崎県都城市では、ユニークなふるさと納税事業を行っている。もっとも話題となっているのが、寄付額100万円以上の場合、黒霧島20度1.8リットル(一升瓶)を「焼酎1年分」......365本贈るというものだ。
福井県では、2013年から福井城山里口御門の復元整備を進めている。それにともない、2015年1月8日からその修復費用の寄付を募るプロジェクトがスタートした。
おいしいたまごかけごはんを、心行くまで食べられたら、さぞ幸せ――そんな願いをかなえてくれる「ふるさと納税」が、兵庫県の多可町で始まった。寄付額が10万円の場合、「たまごかけごはん無料券」100枚が贈られる。