
ニッポン全国のご当地をまわり、そのエリアならではのちょっと変わった風習や流行、素敵な方言などを、地元の不動産店の皆さんにお伺いするニッポンの5当地「色」。
今回は、知られざる「浜松」の県民性などの特色をご紹介します。

01
「出世大名家康くん」が
「ゆるキャラ®グランプリ」で優勝!
昨年、浜松で開かれた「ゆるキャラ®グランプリ2015」で、マスコットキャラクター「出世大名家康くん」が優勝。ゆるキャラ®界の頂点へ大出世しました。「はままつ福市長」として、これからもみんなに出世運を授けてね。
※「ゆるキャラ」は、みうらじゅんの著作物であると共に扶桑社、及びみうらじゅんの登録商標です。
とうとう天下統一じゃ!
情報提供
スカイポート(株)<浜松市中区> 工藤 千恵美さん
02
徳川・武田の合戦にちなむ
犀ヶ崖の「遠州大念仏」。
1572年、徳川家康と武田信玄が激突した「三方ヶ原の戦い」。その死者の供養から始まったといわれるのが、毎年7月に犀ヶ崖(さいががけ)で行われる「遠州大念仏」です。400年以上昔の合戦の影響が、今でも生きているのですね。
浜松の無形民俗文化財です
情報提供
(有)住まい“Le”不動産<浜松市中区> 古田 雅宏さん
03
みんなが集まるとこの話題
地元サイト「Hamazo」が面白い。
2005年の誕生以来、徹底的に浜松にこだわってきた地域密着情報ポータルサイト「Hamazo」。今ではブロガー数3万超、毎月閲覧者数約190万人のビッグサイトに成長しました。甘いだけじゃないコメントがまた面白いんです。
去年は10周年大感謝祭も!
情報提供
HAPPY ROOM(株)<浜松市中区> 仲秋(なかあき) 尊博(たかひろ)さん
04
緑茶とミカンの大量摂取が
浜松流のかぜ治療法。
「かぜ気味かな?」と思った時、浜松の人が頼るのはかぜ薬でもお医者さんでもありません。大量のお茶とミカンを食べてぐっすり寝ると、不思議に症状が軽くなります。詳しい理由は分かりませんが、確かに効き目があるんです!
ひき始めなら、効果抜群
情報提供
(株)東和<浜松市中区> 和田 祐子さん
05
浜松の新タマネギは
生で食べられるおいしさです。
タマネギの調理法といえば火を通すのが普通ですが、浜松の新タマネギは生のままが美味。水にさらしてスライスするだけで、サラダから和えものまで幅広く使えます。農業の街・浜松ならではの、すてきな春の味覚です。
おやつにもなりますよ
情報提供
(株)ワークス<浜松市南区> 髙橋 美代子さん
06
「浜松まつり」の「ヤイソー!」は
誰もが盛り上る合言葉です。
たくさんの大だこが青空を舞い、豪華な御殿屋台の引回しが夜の街を彩る「浜松まつり」。「ヤイソー!」はその引回しの際の掛け声です。初めて会った人でも、「ヤイソー!」と言えば盛り上がれる、魔法の言葉ですね。
浜松人の血が騒ぐ
情報提供
(株)吉田不動産<浜松市西区> 太箸(ふとはし) 恵さん
07
浜松出身の個性派女優
鈴木砂羽さんのファンです。
経営者からアスリート、作家、タレントなど、数々の有名人を生んできた浜松市。中でも私が好きなのは、「相棒」シリーズにも出演した女優の鈴木砂羽さん。実は、彼女が卒業した中学校が、私の母校のお隣なんです。
またドラマで見たいなあ
情報提供
三立(さんりつ)木材(株)<浜松市天竜区> 塩崎 香代子さん
08
市長さんも社長さんも女優さんも
名字はみんな「鈴木さん」です。
学校や会社で「鈴木さん」と声を掛けると、複数の人が一斉に振り向くのが浜松市。市の統計によれば、約81万人の人口のうち、約5万6,000人が鈴木姓だとか。名字では区別できないので、みんな下の名前で呼び合っています。
名前で呼ぶのがお約束です
情報提供
(株)ライフデザインクリエイターズ<浜松市中区> 高山 美香さん
09
誰でも除夜の鐘がつける
龍禅寺の観音さん
JR「浜松」駅の南にある龍禅寺は、町名にもなっている大きなお寺。毎年、大みそかの夜には、みんなに除夜の鐘を打たせてくれます。108つのはずの鐘の音が200を超えたりしたのも、今では懐かしい思い出ですね。
おいしいお餅も頂けます
情報提供
アイエス宅建<浜松市東区> 杉本 明美さん
10
ももクロの百田さんも絶賛
まるたや洋菓子店の「あげ潮」です。
浜松のお菓子のオススメといえば、まるたや洋菓子店の「あげ潮」。1949年ごろからあるクッキーで、サクサクした食感が絶品です。「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんがテレビ番組で紹介して、一気に話題になりました。
いくらでも食べられます
情報提供
(株)トレスト<浜松市中区> 藤下 純一さん
11
東西に長ーい静岡県は
思った以上に移動が大変。
「東京」駅から「浜松」駅までは、新幹線ひかりで約1時間半。でも、そのうち約半分は、同じ静岡県の「三島」駅からの所要時間なんです。浜松も静岡県も大好きですが、東西に長すぎるのが玉にキズかなあ。
それでも私は浜松が好き
情報提供
(株)ベスト・ハウジング<浜松市中区> 山本 裕樹さん
12
「だら」を重ねるだけで
会話が成立してしまいます。
「行くだら?(行くの?)」「まだ早いだら(まだ早いよ)」など、とにかく「だら」がついて回る浜松弁。どうかすると「だら」だけで十分会話が成立します。逆に「だら」が使用禁止になったら、きっと生活できないですね。
これなしで生活はムリ!?
情報提供
にわとり不動産<浜松市東区> 橋本 大輔さん

日本全国津々浦々の街を訪ね、その街に住む人、そこで働く街の不動産店の皆様に聞いた「エリアのいちばん」を5つのテーマに分けてお届けする連載シリーズです。