神戸市中央区、わが街“ええとこランキング”！

ポートアイランドの北端に位置する神戸っ子のデートスポット。「フェンスぎりぎりの海べりまで行けば、六甲の山々と街の景色の両方を一望できる」とセントラルハウジングの山田さん。最寄り駅は神戸新交通ポートライナーの中公園駅だが、車で行くのがベター。

トアロード近くで異彩を放つ洋館調の佇まい。昨年10月にオープンしたグラノーラ専門店［一粒万倍］をはじめ、ハチミツ専門店やイギリスの高級自転車ストアなど個性派が入る。ライフギャラリーの西尾さん推薦の［sunset moon］はトルコやモロッコなどの雑貨が豊富。

焼肉だって名店揃いの中央区。中でも花隈にある［満月］は予約必須の有名店。タン、ロース、カルビ…すべてのコスパが高く、界隈の不動産業者による忘年会でも使われているそう。一方、精肉屋店主が太鼓判を押す春日野道の［焼肉BAKUBAKU］は良心価格で満喫できる穴場。

老舗喫茶［エビアン］や［神戸元町別館牡丹園］があるストリートに近年、飲食店が急増。元町の新たなグルメスポットに。ライフギャラリーの西尾さんのキラーアテは［博多やきとり　かわ庵］の名物とりかわ（白）と［地酒と鮮魚と神戸の白おでん　萬葉庵］の旬魚料理。

土地柄、巨大ショッピングモールが少ない三宮で貴重な複合施設。ランドマーク的存在として愛されていて、ユーコムの大野さんいわく、「映画館が併設されているのも魅力。意外と知られていませんが、1階に高速バス乗り場があり、全国各地にここから行けます」。

港町・神戸らしい異国情緒が楽しめるレトロビル林立エリア。ユーコムの大野さんお気に入りは「大正11年に建てられたのに今も現役バリバリ」という［商船三井ビルディング］。周辺は歩道の幅が広く、夜はライトアップするビルもあるので、食後の散歩コースとしても。

神戸はドライブコースが多いですが、「ポートアイランドと六甲アイランドを結ぶ有料道路・ハーバーハイウェイは穴場」と広島屋不動産の森岡さん。交通量が少なく走りやすいうえに、夜は六甲山系の夜景と港湾沿いの工場が眺められる。工場萌えするチャンス！

広島屋不動産がある［さんプラザ］地下のカレー専門店。「メニューはビーフカレーのみ。迷わず注文できて提供スピードも早いので、時間がないときにも大満足」と森岡さん。「辛いのが苦手な方でも、ほど良い感じ。卓上のピクルスが、どれも美味しいというのもいいですね」。

阪急春日野道駅の高架下から南へ延びる商店街は、いつ行っても活気が満点。肉や魚、練り物…と食材ならなんでも揃い、キムチやチヂミなど韓国系食品も充実。地元の家主や女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の選手の御用達でもあるとか。暮らしに欠かせない存在。

「北野のモスク周辺にあるインドレストランでは、ラマダンの時期を除いて毎週金曜日（礼拝日）のランチはビュッフェ形式になる店が多く、午後1時以降はムスリムのためにカレーの味付けを変える店もあるそう」と森岡さん。山田さん推薦の［シャミアナ］も同エリアにあり。