寒い冬、一日の冷えと疲れを和らげてくれるのは、やっぱりあたたかいお風呂ではないでしょうか。忙しい平日はついシャワーを浴びるだけ……という多忙な社会人の方も多いかもしれませんが、リラックスできる湯船は日本人にとって“心のオアシス”ですよね。
at home VOXでは、いまお風呂好きの人たちの間で話題になっている、くつろぎのバス設備があるという情報をキャッチ。住宅メーカー「LIXIL」から ’14年夏に発売されたスペシャルなお風呂「SPAGE(スパージュ)」を体験するため、そのシステムを備えた、都内某所にあるアイフルホームのコンセプトハウスにお邪魔してきました。

■まずは「七変化」するお湯の効果を実感
浴室に一歩踏み入れると、黒を基調にした、スッキリしながらもラグジュアリーな雰囲気にうっとり。壁や浴槽、扉など好みに合わせてカスタマイズできるのですが、ここのコンセプトハウスでは透明な「ミラースモークガラス」を使っているので、浴室ならではの圧迫感を感じさせず開放的な雰囲気でした。
まず、この「SPAGE」のいちばんの魅力は、用途に合わせてお湯の姿をさまざまに変化させ、「肩湯」「オーバーヘッドシャワー」「打たせ湯」という、温泉やスパ施設に行かないと味わえないような心地よさを自宅で再現できる夢のようなハイテク バスシステムです。
ひとつめは 「肩湯」。浴槽の肩の部分から、 お湯のベールが流れ落ちてきて、首や肩をあたためます。上半身を冷やすことなく、かつ心臓に負担をかけずに半身浴を楽しむことができるので、女性や年配の方に人気なのだとか。流れ落ちるお湯の厚さは約4mmで、触ってみると、手にシルクが乗っているような繊細さです。
次は「オーバーヘッドシャワー」と「打たせ湯」。
「オーバーヘッドシャワー」はスリムな見た目ですが、出てくるお湯は、成人男性の身体を包み込めるほどボリュームたっぷりの量。お湯に空気を含ませているので、肌に触れた時にふわっとやさしい感触で心地いい!
そして、温泉などでもよく見る「打たせ湯」が自宅に! 写真ではわかりづらいかもしれませんが、ただお湯をまっすぐに落とすだけでなく、中に高速回転する羽根車を搭載してお湯を切りながら、圧力をかけて出しているので、刺激は思ったより強めです。
また、一見目立たないのですが、個人的に感激したのがこの機能。シャワーの下の部分に排水管を付けることで、お湯があたたまったかを足で確認することが可能なんです。シャワーを浴びようとしてまだ冷水だった……という、失敗もありません!!何とも至れり尽くせりなシステムですね!
お湯の出る強さや効果を最大限に活かしたこれらの設備があれば、自宅にいながら高級スパで入浴しているような感覚が味わえそう。肩こりや腰痛に悩まされないバラ色の毎日を想像して、思わず夢心地になってしまいました。
■過ごし方はあなた次第! 自由にカスタマイズできるバスルーム
そして、お湯まわりだけでなく、オプションの豪華さも「SPAGE」の特徴です。
例えば……。
・32インチの浴室テレビ「アクアシアター」
・高音質スピーカー「フルデジタルサウンドシステム」
・壁とライト

壁際から淡く照らすライトの光にリラックス。オプションで、読書に最適なスポットライトが付いたタイプもあるそうです。また、壁のタイルはカビが付きにくい仕様なので、掃除が簡単。細かいところまで気が利いていますね!
映画好きの人はテレビを、音楽好きの人はスピーカーを。また、読書好きの人には天井に取り付けるスポットライトなどのオプションもあるようです。自分の趣味に合わせて、浴室をカスタマイズできるなんて贅沢!
また、選ぶ素材やオプションによっては、今回のイメージとはまったく違った雰囲気に施工することもできるんです。
お風呂好きの日本人ならではの、細やかな心配りが随所に光る「SPAGE」。なみのスパではお目にかかれないような最新設備を自宅で使い放題なんて、贅沢すぎる! これは、家に帰るのがもっと楽しみになりそうですよね。
ぜひみなさんもLIXILのショールームに足を運んで、その素晴らしさを体感してみてください!
SPAGE(スパージュ)
(LIXIL)
http://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/s/spage/
価格:標準仕様価格/88万円〜(税別・工事費別)
※記載の情報は2014年11月21日現在のものです。