(株)不動産経済研究所は17日、2016年9月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売は3,424戸(前年同月比40.9%増)と、10ヵ月ぶりの増加。月間契約率は72.0%(同6.0ポイント上昇)と、堅調に推移した。1戸当たりの平均価格は5,578万円(同3.4%増)、1平方メートル当たりの平均単価は78万6,000円(同3.3%増)と、ともに4ヵ月ぶりの上昇となった。
即日完売物件は「プレミスト高尾サクラシティ」6期(東京都八王子市、51戸、平均1.14倍、最高3倍)など4物件。20階以上の超高層物件は14物件・671戸(同156.1%増)、契約率は80.3%(同13.5ポイント上昇)。月末時点の販売在庫数は6,120戸で、前月末に比べて108戸減少した。
なお、10月については3,000戸の発売を見込んでいる。