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マンション賃料インデックス、首都圏は横ばいも地方は上昇傾向/アットホーム、三井住友トラスト基礎研調査

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アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2016年度第1四半期(16年1〜3月)のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークに蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報をもとに、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化している。

当期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では東京23区102.95(前期比0.41ポイント上昇)、東京都下97.13(同0.90ポイント上昇)、横浜・川崎市99.84(同0.07ポイント上昇)、千葉西部97.47(同1.81ポイント上昇)、埼玉東南部99.09(同0.16ポイント上昇)と都下と千葉西部を除き横ばい傾向となった。

地方都市については、札幌市107.65(同1.58ポイント上昇)、仙台市117.56(同1.93ポイント上昇)、名古屋市97.59(同3.73ポイント上昇)、京都市109.39(同3.30ポイント上昇)、大阪市108.92(同0.96ポイント上昇)、大阪広域102.27(同2.34ポイント上昇)、福岡市101.49(同0.76ポイント低下)と、福岡市を除く全地域で上昇した。

物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が102.57(同1.27ポイント上昇)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が102.70(同0.01ポイント上昇)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が98.20(同0.94ポイント上昇)となった。

地方都市では、シングルタイプが仙台市で119.73(同4.05ポイント上昇)と大幅に上昇したほか、大阪市でも110.42(同3.25ポイント上昇)など4エリアで大幅に上昇。コンパクトタイプについてもほぼ全ての地域で上昇し、中でも京都市は125.63(同5.34ポイント上昇)と大幅な上昇を示した。ファミリータイプは名古屋市で88.99(同5.20ポイント上昇)と大きく上昇したものの、大阪市では99.00(同6.52ポイント低下)となり、地域差が見られた。

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