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市場金利低下の影響で「住まいの買いどき感」上昇/リクルート住まいカンパニー調査

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(株)リクルート 住まいカンパニーは9日、2016年3月度の「『住まいの買い時感』調査」の結果を発表した。住宅購入・住み替えを検討している・しないにかかわらず、一般生活者を対象に、「買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)感」について聞いたもの。大都市圏の20歳以上70歳未満の男女が対象で、有効サンプル数は5万7,157件。

一般生活者のうち「買いどき」と感じている人は19.3%(15年12月調査比3.3ポイント増)と上昇。前年同月の18.0%と比較してもやや上回った。変動が大きかったのは、年齢別では40歳代の17.8%(同4.4ポイント増)、都市別では東海20.6%(同4.4ポイント増)、広島市21.1%(同4.2ポイント増)など。

住み替えやリフォームを検討している人の買いどき感も、44.2%(同3.ポイント増)とアップ。検討住宅タイプ別では、「中古一戸建て計」が42.0%(5.6ポイント増)、「注文住宅計」が42.7%(同5.3ポイント増)。また「新築分譲マンションの購入」が43.6%(4.8ポイント増)、「中古マンション計」が40.2%(同4.1ポイント増)と、マンション検討者でも買い時感の上昇が見られた。

一方で、「買いどき」と感じている人の中で何らかの検討行動をとった人は40.4%(同4.2ポイント減)にとどまった。

なお、買いどきと感じる理由については、「お金が借りやすいから」「金利が下がりそうだから」が上位を占め、日銀によるマイナス金利導入に伴う市場金利低下の影響がうかがえた。

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