(株)東京カンテイは26日、2015年12月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴れ」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。
同月の「晴」は12地域(前月8地域)と増加。「雨」は6地域(同6地域)で増減がなかった。「小雨」は7地域(同9地域)、「曇」は14地域(同12地域)、「薄日」は8地域(同12地域)となった。
前月の「薄日」のうち、「晴」に改善したのは京都府や沖縄県など5地域、変化がなかったのが6地域、「曇」に悪化したのは1地域だった。
前月から天候が改善したのは12地域(同10地域)に増加、横ばいも29地域(同22地域)に増加した。一方で「悪化」は6地域(同6地域)に減少しており、価格が底打ちし反転上昇している。また、三大都市圏にとどまらず、福岡県や沖縄県でも好調を維持している。
天気図については同社の公表資料を参照。