アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2015年第3四半期のマンション賃料インデックスを発表した。アットホームの全国不動産情報ネットワークで成約した全国12エリアの賃貸マンションを対象として、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準点とし、価格変化を指数化している。
今期の全国主要都市の総合賃料指数は、首都圏では、東京23区102.27(前期比0.09ポイント増)、東京都下96.97(同0.90ポイント増)、横浜・川崎市99.55(同0.36ポイント減)、埼玉東南部98.31(同0.38ポイント減)、千葉西部95.47(同1.78ポイント減)となった。
地方都市は、札幌市105.83(同0.33ポイント増)、仙台市115.44(同3.33ポイント減)、名古屋市94.64(同1.21ポイント増)、京都市105.79(同1.25ポイント減)、大阪市107.89(同0.36ポイント増)、大阪広域101.15(同0.27ポイント増)、福岡市101.94(同0.41ポイント減)。
物件タイプ別では、東京23区でシングルタイプ(18平方メートル以上〜30平方メートル未満)が100.51(同0.19ポイント減)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上〜60平方メートル未満)が102.57(同0.60ポイント増)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満が97.50(同0.16ポイント減)と横ばい傾向となった。
地方都市では、大阪市がシングルタイプ108.64(同0.31ポイント減)、コンパクトタイプ106.61(同0.15ポイント減)と低下傾向にあるが、ファミリータイプ108.82(同2.13ポイント増)と上昇傾向に転じている。