オリコン(株)は4日、「住宅リノベーション・リフォームに関する意識実態調査」結果を発表した。持ち家がある全国の20〜40歳代の既婚者男女を対象にインターネットにて調査を行なった。調査期間は8月11〜17日。サンプル数はリフォーム経験者200、リフォーム検討者300、合計500。
住宅をリノベーション・リフォームしたい理由については、経験者、希望者とも「設備や機器を一新したかったから」(経験者:47.5%、希望者:39.7%)がトップであった。続いて、経験者は「古くなった見た目を一新するため」(37.0%)、希望者は「生活導線上、より使い勝手をよくするため」(35.3%)が続いた。住まいの機能面の充実をより重視するのが現在の需要トレンドであると分析している。
リノベーション・リフォームしたい場所は、経験者・希望者ともに、キッチン(経験者:50.5%、希望者:42.0%)がトップで、続いて経験者はトイレで45.0%。希望者は浴室で35.7%となり、使い勝手の向上が求められているとした。
なお、経験者の95.5%が「リフォーム・リノベーションしてよかった」と回答している。