(株)インヴァランス(東京都渋谷区、代表取締役:小暮 学氏)は22日、「不動産投資に関する実態調査」の結果を発表した。9〜13日、全国の不動産投資に関心のある男女600人を対象にインターネット調査で実施した。
不動産投資に興味を持った年齢については、平均34.6歳(最小値16歳、最大値59歳)だった。また、不動産投資に関する考え方については、ミドルリスク・ミドルターンが49.5%、ローリスク・ローリターンが42.0%、ハイリスク・ハイリターンが8.2%となり、9割以上が不動産投資に対して安定志向を持っていることがうかがえた。
投資対象として考えている物件種別について複数回答で聞いたところ、ワンルームマンション(30平方メートル未満)が50.7%と過半となり、コンパクトマンション(30〜60平方メートル未満)28.7%、戸建て30.7%となった。アパート1棟など、規模の大きな物件については20.7%だった。
副収入を合わせた個人年収を聞くと、399万円以下という回答が42.3%を占めて最多。1,000万円以上という回答は5.8%にとどまった。同社では「富裕層が行なう、リスクの高い投資というイメージのあった不動産投資だったが、現在は若い世代が将来を考えて安定的に行なう投資に変化してきた」と分析する。