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一人暮らしの家賃、月収の10〜30%希望者が9割超/全宅連調査

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 (公社)全国宅地建物取引業協会連合会と(公社)全国宅地建物取引業保証協会は28日、「平成26年度 一人暮らしに関する意識調査」の結果を発表した。全国の10〜60歳代以上の男女を対象に、インターネットでアンケート調査したもの。調査期間は2015年2月20〜23日、有効回答者数は2,350件。

 現在の住まいのタイプは、全体・男女別でも「3LDK以上」(21.9%)、「1K」(18.3%)、「ワンルーム」(12.6%)となった。

 現在の家賃額は「4万円台」(25.4%)、「5万円台」(23.3%)、「3万円台」(19.5%)と続き、年齢が上がると、それに比例して家賃の額も上昇していく傾向にある。一人暮らしで妥当と思う家賃は、「3万円台」(24.2%)、「5万円台」(23.5%)、「4万円台」(23.0%)という結果となっており、「3万〜5万台」が全体の7割以上を占め、男性より女性の方が家賃にお金をかけても良いと思う傾向にある。
 妥当と思う「月収に占める家賃の割合」では、「20%」(41.9%)、「10%以内」(29.8%)、「30%」(23.6%)という順になった。

 重視する部屋の設備では、「バスとトイレが別」(67.3%)、「収納スペース」(62.2%)、「エアコン付き」(57.6%)という結果に。

 また、一人暮らしで良いこと(満足点)では、エリア別のキーワードランキングで、各エリアともに「自由」が1位、「時間」が2位に挙がっており、3位は、「気楽」「生活を自由に出来る」となっている。一方、困ること(不満点)では、各エリアともに「病気」が1位。そのほか「家事全般が面倒」「郵便物などの受け取りが困る」との回答が見られ、一人でいることによる、病気などの不安感や孤独感、他に助けを借りられない不自由さにデメリットを感じているケースが多いとみられる。

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