(株)不動産経済研究所は16日、2015年3月度の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の販売は4,457戸(前年同月比4.0%減)。地域別では、東京都区部が1,946戸(全体比43.7%)。都下842戸(同18.9%)、神奈川県604戸(同13.6%)、埼玉県598戸(13.4%)、千葉県467戸(同10.5%)だった。神奈川県では減少となるものの、それ以外のエリアは増加した。月間契約率79.6%(前年同月比0.2ポイント減)となった。
1戸当たりの平均価格は5,186万円(同0.6%減)、1平方メートル単価73万6,000円(同0.8%増)。
即日完売物件は「プラウド日本橋三越前」1期(東京都中央区、72戸、平均1.47倍、最高56倍)など8物件293戸。20階以上の超高層物件は、12物件410戸(同60.3%減)、契約率は79.0%となった。月末時点の販売在庫数は5,218戸、前月比で20戸増加した。
なお、3月の販売戸数は3,000戸を見込んでいる。