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住まいの温熱環境、約3割が満足/旭化成

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旭化成建材(株)と(株)旭リサーチセンターは30日、「第2回 住まいの温熱環境の実態と満足度」調査の結果を公表した。8月24〜26日を夏季調査、2017年3月3〜6日を冬季調査として、北海道、宮城県、首都圏、中京圏、阪神圏、福岡県の一戸建て持家居住者を対象に、ウェブアンケート方式で実施。回収N値は、夏季が600、冬季が637。
「住まいの総合満足度と温熱環境満足度」では、総合満足度(大変満足とやや満足の合計)が52.7%だったの対し、温熱環境満足度は32.6%と、20%も低いことが分かった。温熱環境の不満度を部屋別にみると、夏は「台所」(やや不満と大変不満の合計)が28.8%、ついで「トイレ」が24.4%と不満度が高いことが分かった。一方、冬は「洗面所」が同33.7%、「浴室」が30.4%、「トイレ」が28.7%だった。
「住まいの温熱環境 満足している人の満足の理由」では、夏は「風通しがよい」(47.1%)、冬は「日当たりが良い」(55.5%)がトップで、夏・冬とも「冷暖房の効きが良い」(夏:45.2%、冬:52.9%)が続いた。一方、「不満の理由」では、「冷房しないと暑い(暖房しないと寒い)」(夏:79.9%、冬:82.0%)が高く、夏は「1・2階の温度差がある」(35.2%)、冬は「暖房している部屋との温度差」(46.0%)が2番目に多かった。
夏の団らん時の居間・食堂の室温でもっとも比率が高いのは「26〜28℃」、起床時も「26〜28℃」で、冬の団らん時は「16〜20℃」、起床時は「6〜10℃」で、夏と比べて冬のほうが温度差が大きいことが分かった。

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