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虎ノ門・麻布台の再開発決定、330mのビル建設

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森ビル(株)は24日、かねてより進めてきた虎ノ門・麻布台地区の再開発計画が19日付で東京都都市計画審議会の決定を受けたと発表した。
区域面積約8.1ha。敷地面積約6万3,800平方メートル、延床面積約81万9,600平方メートル。A〜C街区に分け、計7棟のビルを建設するほか、大規模土地利用転換とあわせた細街路や木造密集地の解消、幹線道路や歩行者ネットワークの強化なども行なう計画。 中心となるのは、A街区の地上65階地下5階建て、高さ330mのオフィスを中心とした複合ビル。2022年の竣工時点では、「あべのハルカス」(300m)を抜き、日本一の高さとなる。そのほか、B街区にも地上63階建てと地上53階建てのタワーマンションを建設。居住・滞在・教育・生活支援・文化交流機能を備えた外国人にとっても暮らしやすい生活環境を整備する。着工は18年を予定。
元々は隣接する「アークヒルズ 仙石山森タワー」を中心とした再開発との一体開発を予定し再開発準備組合も発足していたが、地元の状況を鑑みて、分割しての開発を進めるに至った。同社取締役・常務執行役員の河野 雄一郎氏は「地元の方々とのまちづくりの話し合いの場である協議会を発足してから間もなく30年を迎える。長い時間を要してようやくここまで辿り着いた。地元や行政の方々と協力しながら森ビルらしい再開発を進めていきたい」と話した。
まもなく国家戦略特別区域諮問会議にて認定事業としての決定を受ける見込み。同社は年内にプロジェクトの詳細を公開する方針。

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