大和ハウス工業（株）は26日、同社が毎年発行している年次報告書「大和ハウスグループ環境報告書2014 〜『環境』との共創共生〜」が、環境省と（一財）地球・人間環境フォーラムが主催する「第18回環境コミュニケーション大賞」の最高位である「地球温暖化対策報告大賞（環境大臣賞）」を受賞したと発表した。住宅業界での大賞受賞は初めて。
同賞は、CSRレポートを含む優れた環境報告書や環境活動レポート、テレビ環境CMを表彰することで、事業者等の環境コミュニケーションを促進し、質の向上を図る目的で実施している表彰制度。今回は、環境報告書部門191点、環境レポート部門113点、テレビ環境CM部門3点の合計307点の応募があった。
低炭素社会の実現とエネルギーの効率利用を図るために「エネルギーゼロの住宅・建築・街づくり」を推進している点や、住宅だけではなく幅広い建築産業として省エネルギーに取り組んでおり、建築物の全ライフスパンを見通している点などが高く評価された。
今年度は、同社グループの取り組みをより広く理解してもらうため、新たに動画版も製作。同社の環境ビジョンや次世代環境配慮型建築の先導事例などをWEBサイトでも公開している。
