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三大都市圏中古マンション価格、中心部での強含みが全体をけん引/東京カンテイ調査

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(株)東京カンテイは18日、2014年11月の三大都市圏・主要都市別中古マンション70平方メートル価格月別推移を発表した。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計。70平方メートル当たりに換算して算出した。

首都圏の中古マンション価格は2,882万円(前月比1.2%上昇)となり、3ヵ月連続の上昇となった。地域別では、東京都3,896万円(同1.2%上昇)、神奈川県2,456万円(同0.8%上昇)、埼玉県1,857万円(同0.3%下落)、千葉県1,838万円(同0.7%上昇)。東京都が5ヵ月連続上昇して首都圏全体をけん引しているのに加え、神奈川県、千葉県でも上昇。埼玉県も下落したとはいえ、1,800万円台半ばでの安定推移が続いている。

近畿圏は1,813万円(同0.5%上昇)と持ち直しの気配をみせる。大阪府は1,851万円(同0.8%上昇)と強含んだ。大阪市だけでなく堺市や枚方市でも上昇したことが要因。兵庫県は1,764万円(同0.1%下落)と小幅な下落となった。

中部圏は1,497万円(同1.4%上昇)で、愛知県は1,563万円(同1.2%上昇)。共に前月に続く上昇で、上昇幅も拡大していることから、市場復調の兆しがみえる。

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