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市街地価格指数下落が継続するも下落幅が縮小/JREI調査

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 (一財)日本不動産研究所(JREI)はこのほど、2014年9月末現在の「市街地価格指数」を発表した。毎年3・9月の2回実施しているもの。市街地価格指数は、全国主要223都市・約2,000地点(定点)の地価を鑑定評価し指数化。今回が147回目となる。

 00年3月末を100とした市街地価格指数は、全国の全用途平均が50.7(前期比0.5%下落)に。地価下落傾向が継続したものの、下落幅は縮小した。用途別指数は商業地が43.0、住宅地が59.9、工業地が50.1、最高価格地が38.6。

 三大都市圏別の全用途平均は、東京圏が67.3(同0.4%上昇)、大阪圏が54.1(同0.2%上昇)、名古屋圏が68.5(同0.0%上昇)となった。
 「東京区部」の地価動向は、商業地が92.1(同1.6%上昇)、住宅地が103.0(同1.0%上昇)、工業地が74.1(同1.1%上昇)、全用途平均が95.3(同1.3%上昇)、最高価格地が149.9(同3.8%上昇)。すべての用途で地価上昇傾向は継続したものの、住宅地で上昇幅が若干縮小し、商業地の上昇幅が前回並みにとどまったため、工業地で上昇幅が拡大したものの、全用途平均の上昇幅は前回並みだった。

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