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トマトはいつ食べたら効果的?  カゴメが“リコピン”吸収効率を明らかに

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(OVO オーヴォより)

トマトを食べると健康にいいという話は聞いたことがあるはず。トマトには、強い「抗酸化作用」をもつ機能性成分“リコピン”が含まれ、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去する機能があるといわれているのだ。

だが、体内での栄養成分の消化吸収や代謝には1日のリズム(サーカディアンリズム)が存在し、栄養成分を摂る時間帯によってその吸収効率が異なることもわかっている。では、朝・昼・晩のうち、いつトマトを摂った場合に“リコピン”が最も効果的に吸収されるのか、カゴメがラットを使った試験で明らかにした。

ラットを、朝トマト群、昼トマト群、夜トマト群に分け、朝・昼・夜のいずれかにトマト含有飼料を与えて飼育。4週間後に血中のリコピン濃度を調べたところ、朝トマト群のリコピン吸収量が多いことが判明したという。この研究結果は日本農芸化学会2015年度大会(2015年3月26日〜29日)で発表される予定。

まだラットでの試験段階だが、どうやらトマトは朝、食べるに限る?

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