(OVO オーヴォより)
どんどん進化するテクノロジー。パソコン、タブレット、そして時計でもネットに接続できる時代になってきた。メトロニュースなどによると、イギリスでは、今年から大学の試験で腕時計をはめることを禁止し始めている。きっかけは、この春、日本でも発売が予定されている「Apple Watch」。ネットにつなげて試験での不正に使いかねないことを危惧した結果だ。Apple Watchは、時計であると同時に、SNSなどのアプリからカレンダー、マップなど、ネットにつながるツールが詰まった“皮膚に触れているデバイス“。ロンドン大学では、今年からすべての試験で、学生の腕時計禁止のルールをスタートした。大学側は、「教授ももう従来の時計なのかネットにつながっているものなのか、見ただけでは区別が難しい」としている。
そうは言っても、制限時間を見ながら受ける試験。時計がなければ困るから、大学側は、教室の時計の数を増やしたり、希望する学生に貸し出せるよう小型の時計を購入するなど対応に追われている。日本の学校はどうするのだろう？
