(OVO オーヴォより)

今日のランチ、どこに行く?ラーメン、カレー、パスタ、かつ丼?できるだけ安い方がいいし、サクッと短時間でイケるとこがいい。でも、その“炭水化物早ドカ食い”、分かってると思うけど、ちょっと問題。「脂肪と糖の研究室」(東京医科大学循環器内科客員講師 池谷敏郎氏ら参画)が、働く男女1,000名を対象に実施したランチ習慣実態調査で、半数以上が丼やラーメン、パンなど「糖質たっぷり」単品メニューを食べており、定食派でも、半数が揚げ物や焼肉など脂質の多いものを選んでいることが分かった。「ご飯おかわり/大盛り無料」「炭水化物×炭水化物」派の男性は4割を超え、女性も2〜3割にのぼる。ランチの時間も、20分以下で食べる人が何と7割以上。
だが、そんな炭水化物に糖質が多く含まれていることを知っている人は46.9%にとどまり、そば、うどん、おにぎりなど、和食に油断する人も多い。増税などで「ランチ値上がり」を実感している人も6割以上で、早い・旨い・安いの「単品」傾向へシフトしているらしい。厚生労働省による新たな「日本人の食事摂取基準(2015年版)」でも生活習慣病リスクが注視され、その大きな要因のひとつとされている「脂質」「糖質」への依存傾向。そうは言っても、じゃあどこで何食べればいいの?なんだが、せめて「ラーメン×ライス」はやめた方がいいかも!?