(OVO オーヴォより)

もうすぐ卒業式シーズン。別れはつらいけど、新たな世界に向けての希望も膨らむ、この季節の曲、歌を思い浮かべる人が多いだろう。ということで、音楽コミュニティアプリ「nana」は、ユーザーを対象に今ドキの10代が選ぶ「この時期に歌いたくなる卒業ソング」についてアンケート調査を実施した。そのランキングのトップ10は…。
ボーカロイド、トレンド曲がランクインする中で、ランキング1位となったのは、インターネットを中心に活動するシンガーソングライターhalyosyが作詞作曲を手がけた『桜ノ雨』。この曲は動画投稿サイト「ニコニコ動画」にて火が付いたボーカロイド曲で、楽曲を元にした小説が発売された一方、書籍の映画化が決定した。
2位にランクインしたのは合唱曲の『旅立ちの日に』。この曲は、1991年に埼玉県秩父市の中学校教員が卒業する生徒へ贈るサプライズ曲として作曲したものだったが、生徒から生徒へと代々歌い継がれていき、それが周辺の学校に伝わり、地域を越えて全国の学校で歌われるようになった。音楽の教科書に掲載され、SMAPなど多数のアーティストによってカバー。今では誰もが知る卒業の定番ソングとなっている。
一方、かつて卒業式の合唱曲として親しまれていた『仰げば尊し』や『巣立ちの歌』などにはほとんど票が集まっていない。オジサン、オバサンには、ちょっとショックかもしれないが、卒業ソングも時代と共に変化しているようだ。
10代が選んだ「この時期に歌いたくなる卒業ソング」のトップ10
1位:桜ノ雨 / halyosy feat.初音ミク(26.3%)
2位:旅立ちの日に / 合唱曲 (17.8%)
3位:3月9日 / レミオロメン (15.3%)
4位:YELL / いきものがかり (3.4%)
5位:さよならメモリーズ / supercell (3.1%)
6位:証 / flumpool (2.8%)
7位:道 / EXILE (2.5%)
8位:さくら(独唱) / 森山直太朗 (2.2%)
9位:手紙 〜拝啓 十五の君へ〜 / アンジェラ・アキ (1.6%)
9位:栄光の架け橋 / ゆず (1.6%)
ランキングの曲を聴きたい人は、コチラ。