(OVO オーヴォより)

著名人、一般人問わず、SNS上でのちょっとした発言が原因で炎上する例は後を立たない。炎上までいかなくとも、SNS上でのトラブル件数は年々増加傾向。日本法規情報(東京)の調査では、SNS上のトラブルに巻き込まれたことがある人は48%にのぼることが分かった。
まず、最も多く使われているSNSアプリはLINEで32%。続いてFacebook(23%)、Twitter(18%)、mixi(12%)の順。トラブルのダントツ1位は、「FaceBookに勝手に写真をアップされた」という内容で20%。「LINEで既読・返信を強要され、気まずくなった」が18%、「Twitterで勝手に写真をアップされた」が16%、「Twitterで言い合いになった」が15%、「LINEで突然仲間はずれにされた」が11%、「FaceBookでドタキャンがばれて気まずくなった」が10%、「LINEで相手を間違えて投稿してしまった」が2%。
「イベントの画像を勝手に投稿された」「入学式や卒業式等の学校行事に関する投稿で、不特定多数の人が写っていた」というような、「勝手に画像を投稿された」というトラブルは、TwitterとFaceBookを合わせて36%にも上る。
ネット上に公開した情報は、基本的に不特定多数の人に閲覧されるということを深刻にとらえていないケースが多い。たとえ友人であっても、写真にうつっている人の承諾を得ずにタグ付けしたり、投稿の共有範囲をカスタマイズしているからと、子供の写真を簡単にアップしたりする人も多く、見ている方がヒヤヒヤすることも少なくない。楽しく使うには、最低限の知識やマナーが必要であることを、再確認しておこう。