(OVO オーヴォより)

冷え性に悩む女性は多いと思うが、小学館(東京)が運営する女性インサイト研究所は、『CanCam』、『Oggi』読者の女性219人(平均年齢29歳)を対象に「女性の冷え」と「幸福度」に関する調査を行った。それによると、“冷える人”は実生活において“幸福度”がダウンするとか。人生を充実させるうえでも、“冷え性”は決してバカにできないのだ。
まず、冷え性であるか聞いたところ、82.5%と8割以上の人が「はい」と回答! 冷え性の女性が本当に多いことがわかる。次に「今、悩みはあるか?」という質問に、冷え性の人は88.8%だったのに対し、冷え性でない人は70.6%と20ポイント近い差が・・・。
さらに、彼氏がいるかどうか聞くと、彼氏がいるのは冷え性の人で52.5%、冷え性でない人が58.8%とこちらにも差が出ている。これだけ差が出ると、冷え性は女性の“幸福度”に影響を及ぼすといわざるを得ないかもしれない。
そして、専門家は夏こそ冷え性の対策が重要と指摘する。医学博士・健康科学アドバイザーである福田千晶先生によると、冷えは肩こりや腰痛、頭痛などを引き起こすこともあり、人によっては胃腸の不調や生理痛、むくみ、だるさなどの原因になることで、仕事や私生活でやる気が出なくなるなどの現象は起こりえるという。また、福田先生は、冷たいものの飲食、クーラーなどで夏は冷えやすくなるので、冷たいものを食べるときは温かい飲み物を用意し、気温が低い朝夕や室内では、重ね着をすることが大切──とアドバイスしている。