(OVO オーヴォより)
富岡製糸場や軍艦島など国内でも続々と登録されて注目を集める世界遺産。そのうち最も人気があるのはどこだろう？ 実際に遺産がある観光地に訪れた人が選んだ「本当に行ってよかった世界遺産ランキング」を楽天トラベルがまとめたが、それによると･･･。
トップに輝いたのは、アメリカのグランド・キャニオン国立公園！ コロラド川に沿って約446km続く大峡谷は、スケールに圧倒されること間違い無し。アンケートでも「大自然のすばらしさを感じた」、「大迫力の景観で、感動した」などのコメントが目立った。
2位は、カンボジアのアンコール。9世紀初めから15世紀前半にかけて栄えたクメール王国のアンコール王朝が残した遺跡群で、大小合わせると600以上の遺跡が集まっている。とりわけ、人気を集めているのが、12世紀前半に建てられた世界最大級の石の寺院「アンコール・ワット」だ。
3位にランクインしたグレート・バリア・リーフは、オーストラリア北東岸に広がるサンゴ礁地帯だ。全長は約2,000kmにわたり、そこには約600の島々が点在している。400種を数えるサンゴ、約1,500種もの魚類が生息していて、大自然を満喫できるだけではなく、リゾート地として、さまざまなアクティビティが楽しめる点も人気を集めているようだ。
一方、国内にある世界遺産のランキングはというと、トップは古都京都の文化財。1200年以上の歴史がある京都は、16社寺と1城が世界遺産に登録されているが、日本人だけではなく、海外から訪れる観光客にとっても“ゴールデンルート”としておなじみになっている。
国内の2位は、広島県にある嚴島神社だ。朱く塗られた大鳥居が海にそびえる姿は圧巻だが、現在の鳥居は平安時代から数えて8代目とか。そして、3位の姫路城は、日本を代表する名城であり、法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に指定。昨年3月に“平成の大修理”が完了し、美しい姿を見ることができるようになった。
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