いよいよ受験シーズンが本格化 母親はどんな方法で受験を応援する?

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(OVO オーヴォより)

 この週末は、いよいよセンター試験。入試シーズンが本格化する。子どもや兄弟、身近に受験生がいると、何かと気を遣うもの。そんな中、マルハニチロは、最近5年以内に子どもが受験(小学校〜大学)をした30歳〜59歳の母親に対し、「受験と食事に関する調査2016」をインターネットリサーチで実施、1,000人の有効回答サンプルを集計した。

 まず、母親に「どのようなことで受験を応援したか」を聞いたところ、「食事(普段の食事・夜食・ゲン担ぎメニューなど)」が最も多く52.0%と半数以上! 以下、「健康維持」(50.4%)、「学校選び・学校見学」(43.9%)、「送り迎え(塾・学力テスト会場など)」(38.7%)、「相談相手になる」(38.1%)が続いた。また、「お弁当」は25.8%と4人に1人が挙げている。

 次に、受験生用の食事では、どのようなことに気をつけたか聞くと、「栄養バランスの取れたメニューにする」が最も多く48.6%、次いで、「三食欠かさないようにする」(38.2%)、「規則正しく食事をする」(35.8%)となっている。それに続いたのが「楽しく食事をする」(32.6%)で、ストレスが溜まりやすい受験シーズン、楽しく食事をすることはリフレッシュにも繋がる重要なポイントかもしれない。

 さて、具体的にどのように気を配ったのだろう。食事やお弁当で子どもの受験を応援していた母親(552人)に、「受験期に、記憶力アップを期待して摂らせた栄養」を聞いたところ、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」37.5%がトップ! 記憶力アップを期待して、DHAによる“脳活”支援といったところか。以下、「ビタミンC」(35.9%)、「カルシウム」(29.3%)が続いた。食材で多かったのは、「納豆」(39.9%)、「豆腐」(38.2%)、「みそ」(32.4%)のほか、DHAといえば、やっぱり魚ということで、「サバ」(38.8%)、「サケ・サーモン」(32.1%)、「マグロ」(31.7%)、「アジ」(30.1%)といった回答も多い。

 夜食では、「おにぎり」、「うどん」、「ラーメン」を用意したという答えが多かったが、受験日の前夜や当日朝に用意したゲン担ぎメニューはというと──これは、もう“定番”と言えようか、「とんかつ」、「カツ丼」、「カツカレー」と“カツ=勝つ”がトップスリーに。 4位にネバーネバーギブアップの「納豆」がランクインした。

 受験当日に子どもにかけた言葉についても聞くと、最も多かったのは「がんばれ」で35.7%、2位「(今まで頑張ってきたから)大丈夫」が26.8%、「いつもどおりにね」が26.5%、「最後まで諦めないようにね」が17.1%、「気楽にね」が14.9%で続く。リラックスさせようとする言葉をかけた人が多いようだ。

 さて、アンケート結果から、母親のサポートについての奮戦ぶりがうかがえたが、父親の方はどうなのだろうか? 「子どもの受験に協力的」な夫が43.8%と、非協力的の21.0%を大きく上回ったものの、協力的でも熱が入り過ぎてしまうためか「子どもに勉強を教えると怒り出す」夫も14.3%いた。「夫には子どもの志望校選びに口出ししてほしくない」とする母親は23.3%と非協力的な夫とほぼ同じ比率に。もしかしたら、協力はしないのに受験校などに口出しだけする夫を煙たく思っているのかもしれない。

 夫婦関係と子どもの受験との関係では、「夫婦喧嘩は子どもの受験に悪影響を与えると思う」で「あてはまる」と答えたのが72.1%、「夫婦円満は合格確率をアップさせると思う」で「あてはまる」が59.8%。夫婦円満が子どもの受験を成功に導くと考えている母親も多かった。

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