「たるみ」とリンパ管の関係  世界初!の解明

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(OVO オーヴォより)

女性なら誰でも気になる、ほうれい線や首などの「たるみ」。今まではコラーゲン線維の減少や弾力低下などと気にしてきたけれど、皮膚のリンパ管の機能が低下すると皮下脂肪が蓄積し、ひいては「たるみ」の原因となることが、資生堂と大阪大学微生物病研究所の共同研究で、世界で初めて明らかになった。さらに、このリンパ管を強化、正常化する効果が、ヨーロッパからアジアにかけて分布するセイヨウアカマの球果、つまり松ぼっくりから採取した「マツエキス」にあることも、世界で初めて発見された。

リンパ管の機能が低下すると、「むくみ」を代表とする肌トラブルを引き起こす。たるみの部位では、皮下脂肪が蓄積していて、リンパ管の機能低下によって生じる”むくみ”は、皮下脂肪の増大・蓄積に関与してたるみを引き起こしている、というメカニズムだ。

そこで資生堂は、大阪大学と共同で、リンパ管の機能を高め皮下脂肪の増大・蓄積を抑制する生薬成分のスクリーニングに着手。約200種の生薬成分の中から、「マツエキス」にたどりついた。マツエキスを配合した試作品を2カ月間(朝、晩)使用したところ、ほうれい線・フェースライン・首のたるみを改善する効果があることが認められたという。この研究成果をスキンケア化粧品に応用すべく開発が進められているというから、そのうち新しい「ほうれい線」対策が出現するかも! 期待して待て女性諸君!

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