働き女子と食事の関係  終戦直後下回る実態!?

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(OVO オーヴォより)

どんなキャリアも、楽しいバカンスも、身体が資本。ふだん気にしたことがないなら、それは“今のところ”健康な証拠でもあるが、その健康を維持するためにも、ちょっと驚きの調査結果に目を向けよう。約 23 万人が働くオフィス街、東京・丸の内の女性たちの生活白書 「まるのうち保健室」調査(三菱地所・ラブテリ)によると、20〜30代の女性就業者の1日の平均摂取エネルギーは1,479キロカロリーで、終戦直後の数値を下回っていたという。

本来、この世代の女性が1日に必要なエネルギーは2,000キロカロリーといわれている。摂取エネルギーが足りない一番の理由は、朝ご飯を食べていないことだといい、確かに全国平均(19.5%)を大きく上回る36%の女性が朝食欠食。肥満度を表す数値として最近よく聞くBMIでみても、米・ハーバード大の研究で妊娠適正とされる19を下回る「やせ過ぎ」の女性が28%もいた。

働き方との関係でみると、不思議なことに、就業時間が長いほど摂取エネルギーが低いという反比例の関係にある。「体型を気にして、深夜の夕食を抜く」という人や、逆に遅い時間に食べた影響で「翌朝に朝食が食べられない」など、不規則な食事が影響を与えているようだ。加えて、摂取エネルギーが低い人ほど、アルコールや油の摂取が増えているのだという。疲労困憊、ストレス発散に飲んでつまむ女子の姿が見えてくる。やせ過ぎの女性は、子宮内膜症や骨密度減少リスクも上昇するが、その手のリスクとBMIの関係を知っていた女性は44%にとどまった。

この結果を受けて、丸ビル 1F「Marunouchi Caf? × WIRED CAFE」では、和食をテーマに朝食メニューをスタートした。正しい知識で健康な“働き女子”を目指そう。

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