(OVO オーヴォより)

高齢化社会に伴う医療費の増加や労働人口の減少は、今、日本の社会が抱えている大きな問題だ。歳を取るとさまざまな病気にかかるリスクが増えるから、食事などで健康に努め、できるだけ影響を最小限にとどめたいところ。国内における認知症高齢者の数は現在約440万人で、認知症の前段階といわれるMCI(軽度認知障害)の人を含めると約820万人もいるといわれているって知ってた? MCIは適切に治療すると、14〜44%の確率で認知症になるのを予防することができるとされている。現時点では、多くの人が軽度の認知症になってから病院を受診しているから、MCIの段階で受診する人が増えれば、認知症患者を減らすことができるかもしれない。
エス・エム・エスが運営する認知症情報ポータルサイト「認知症ねっと」は、MCIであるかどうかを早期に発見するテスト形式のサービス「あたまの健康チェック」を開始した。認知症ねっとのHPから「あたまの健康チェック」(3,500円、税別)を購入して専用のフリーダイヤルに電話すると、オペレーターが電話でテストを実施、後日、結果が郵送される。テストにかかる時間はわずか10分。
認知症は誰もがかかる可能性がある。備えあれば憂いなしだね。