街のコト

北海道で初の「角食」専門店…え? 角食って道外では通じないの?

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(Jタウンネットより)
[どさんこワイド – 札幌テレビ]2014年6月6日の放送では札幌市内にオープンした「食パンの専門店」が紹介されました。

場所は、札幌市東区東苗穂。ここに、道内では初めてといわれる”角食”の専門店ができました。その名も『角食LABO』。

(※編集部注:「角食」というのは四辺がすべて直線の四角い食パンのこと。山型のものは「山食」。北海道を中心に使われている言葉だそうです)

この場所ではもともと、隣にある工場で作られる角食などのパンを安く販売していましたが、開業から85年培ったパン作りの技術を生かして、”角食”の美味しさを伝える専門店を開こうとオープンすることにしたのだそうです。

角食は4種類。250円から、素材が厳選された1000円のものまであります。特徴はというとモチモチ感としっとりとした食感。そんな美味しさの秘密は、ヨーロッパ製の最新の機械を使い、丹念に作り上げる製法にあるといいます。

『角食LABO』の室長は、「角食=食パンというのは日本が世界に誇るすばらしい食材の一つで、そういったことを客に広めて食文化の新しい貢献の仕方を模索していきたい」と話し、オープン初日には店頭に立ち、角食の美味しさをアピールしました。

現在、角食は4種類ですが、店では今後品ぞろえを増やしていきたいということです。また、店内には角食の他にも菓子パンなど、伝統のパン作りを味わえる商品も販売されています。

北海道でも地域によって差が?

“角食”専門店。道内初なのですね。ありそうでなかったのですね。気になるのが、1000円の角食。我が家ではちょっと贅沢すぎると思うのですが、一体どんな厳選素材が使われているのでしょう。

画像はイメージです(yoshimovさん撮影、Flickrより)

Bread

ところで、アナウンサーの方が「北海道では”角食”という名で親しまれている」といっていましたが、道外の方は”角食”とは言わないのですか?

(※再び編集部注:周囲の同僚に確認したところ、北海道出身者が「言われればわかる」程度だった一方、関西出身者なども知っているなどばらつきが。北海道方言と説明されることが多いですが、その真相はなお調査の必要がありそうです)

個人的には、普段は食パンといいますが、買い物を頼むとき、どうしても四角いのが欲しければ”角食”買ってきてといいます。しかしあまり一般的ではないような気もしますし。北海道は広いので他の言い方もあるかもしれませんね。(ライター:北海道saki)

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