スタイルアクト（株）は19日、「管理会社満足度調査」の結果を発表した。
同社サイト「住まいサーフィン」の登録会員のうち、マンション購入済みの入居者に対して実施したもの。調査時期は2014年8月1〜8日、回収サンプル数は525 （サンプル数20件以上の管理会社をランキング対象とした）。調査項目は（1）管理人、（2）管理会社、（3）管理費・修繕 、（4）生活サービス、（5）全体満足度、（6）推奨度の6項目。なお、総合満足度は、（5）全体満足度と（6）推奨度の平均値から算出した。同調査は2009年から実施しており、今回で6年目。
全体総合満足度1位は、6年連続で野村不動産パートナーズ（69.6ポイント）となった。続いて2位は三井不動産レジデンシャルサ−ビス（67.2ポイント）、3位は長谷工コミュニティ（65.2ポイント）。野村不動産パートナーズは管理会社のそのものに対する個別評価、管理費のコストパフォ−マンス、生活サ−ビス満足度のいずれも上位評価を受けており、（5）満足度と（6）推奨度の両方で1位、総合満足度も1位となった。
次に、条件付ランキングとして、管理組合で役員経験のある人のみの回答でランキングした場合でも、1位は野村不動産パートナーズ（71.2ポイント）となった。フロントの営業担当者の対応、サポ−トの2項目でトップ評価を受け、役員経験者からも高い満足度を得た。そのほかでは全体ランキングの点数に比べ、役員経験者の点数が高くなったのは住友不動産建物サ−ビス（65.8ポイント）、大京アステージ（62.8ポイント）など。
管理戸数10万戸未満の企業のみでのランキングでは、1位は伊藤忠アーバンコミュニティ（60.3ポイント）、2位は日鉄コミュニティ（59.9ポイント）、3位はナイスコミュニティ（59.6ポイント）となった。伊藤忠アーバンコミュニティは、昨年まではサンプルが少なくランキング対象外だったが、得点ベ−スでみると、一昨年、昨年ともに10万戸未満の企業の中では上位につけている。10万戸未満の企業の中では、総合的な評価を受けたといえる。
