(株)不動産経済研究所は16日、2014年8月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売は2,110戸(前年同月比49.1%減)と半減、7ヵ月連続の前年同月割れとなった。月間契約率は69.6%(同11.9ポイント下落)、前月比でも14.1ポイントの下落となった。契約率が70%を割り込んだのは、19ヵ月ぶり。
1戸当たりの平均価格は5,685万円(同18.6%上昇)、1平方メートル当たりの単価は77万5,000円(同14.5%上昇)となった。
即日完売物件は、「プレサンスロジェ千代田東神田」1期(東京都千代田区、先着順)など6物件58戸。20階以上の超高層物件は11物件212戸(同78.6%減)、契約率は50.9%となった。月末時点の販売在庫数は3,426戸で、前月末に比べて158戸減少した。
なお、9月の販売戸数は3,000戸を見込んでいる。