
2月3日の節分といえば豆まきですが、ここ数年定着しつつあるのが「恵方巻き」。その年ごとに縁起がいいとされる方角の「恵方」を向いて、太巻きを食べる風習です。
昭和初期に大阪で始まったなど諸説ありますが、今ではコンビニやスーパー、デパートなどいろいろなところで恵方巻きを目にしますよね。その恵方巻きは、どのくらい浸透しているのでしょうか? at home VOXがアンケートをとって調べてみました!
きちんと恵方を向いて恵方巻きを食べている人の割合を年代・性別ごとに調べた結果がコチラ。
「Q.恵方を向いて恵方巻を食べたことはありますか?」で「はい」と答えた人の年代別・性別ごとの割合
■男性の結果
■女性の結果
男女ともに20代がもっとも多く、年代が上がるにつれて減っていきます。ここ最近のブームからか、若い人ほど恵方巻きを食べているようですね。きっと、イベントとして楽しんでいるのではないでしょうか。
そんな恵方巻きは「巻き寿司」や「丸かぶり寿司」とも呼ばれ、多彩な具を板海苔とご飯で巻いたもの。巻く具は縁起のいい七福神にちなんで好きな具を7種類、という話もありますが、ハッキリしないのが実際のところです……。
それなら、みなさん太巻き寿司でどんな具が好きなのでしょうか? そのランキング上位7つが、恵方巻きの具としてふさわしいと言えるのではないでしょうか。その結果がこちらです!
Q.太巻きの具で好きなものは何ですか?(複数回答可)

上位7位は、1位から順に玉子焼き、マグロ、サーモン、キュウリ、ツナマヨ、かんぴょう、干し椎茸となりました。これが恵方巻きの具のスタンダードと言えるでしょう! ちなみに、この結果を年代別に分析してみるとこうなります。
「Q.太巻きの具で好きなものは何ですか?(複数回答可)」の年代別回答結果ランキング

「玉子焼き」はどの世代でも第1位! 絶対欠かせない具であることがわかりますね。次いで20~30代の若い世代では「サーモン」の高い人気がうかがえる結果になりました。40代では「サーモン」に代わって「マグロ」が2位に。そして50代では大きく順位が入れ替わって、「かんぴょう」「キュウリ」「干し椎茸」が順位を上げています。
ランクインしている具の種類はどの年代もほぼ同じですが、20代で「干し椎茸」が外れて「カニカマ」がランクインしているのもポイントですね。
若い世代はサーモンやマグロを使ったいわゆる海鮮巻き、上の世代はかんぴょうや干し椎茸といった昔ながらの太巻きを好んでいるようです。
豪華な具材やユニークな調理で話題を呼んでいる恵方巻きですが、ご自分で作る際はこのランキングを参考にしてみてくださいね!
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1457名(47都道府県から31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年1月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。