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忙しい現代人はTVとどう付き合う? 最新TV視聴スタイルあれこれ

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リモコンの画像

バラエティからニュースまで、様々なジャンルの番組が楽しめるテレビ。家に帰ったらとりあえずテレビをつける、という人も多いはず。

at home VOXが調べた「テレビの見方」に関するアンケートでは、

Q.自分のTV視聴のスタイルは、どちらが近いですか?
【A】番組を決めてきちんと見る
【B】何となくチャンネルを回して目にとまったものを見る

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と、「【A】番組を決めてきちんと見る 」が45.3%を占めました。

さらに、ビデオテープからHDDレコーダーまで録画機器は飛躍的な進化を遂げて、私たちのTV視聴にとってもはや録画は当たり前。放送時間に関係なく、好きな番組を見逃さず見ることができますよね。

Q.TV番組を録画していますか?

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このアンケート結果が示す通り、録画している人は過半数を超えています。とはいえ、どれだけ便利になっても、

「番組数がたくさんありすぎて面白い番組を見つけにくい……」
「あれもこれも見たいのにレコーダーの容量が追いつかない!」
「あの映画やドラマを見たいのに、放送予定がわからない……」

などなど、TV視聴の悩みは尽きないもの。実際、録画した番組についてのアンケートでも……。

Q.「TV番組を録画していますか?」で「はい」とお答えの方にお伺いします。録画した番組は……。
【A】欠かさず視聴している
【B】録画したまま放置することが多い

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20.7%の人が「放置することが多い」と回答しています。せっかく録画しても見られないままの番組たち……。どんどん容量を消費していくだけの悲しい状態ですね。

そこで今回at home VOXでは、そんな見忘れ番組を少しでも減らせるよう、便利なTV視聴スタイルを調べてみました。アドバイスしてくれるのは、デジタル家電やネットサービスに関する記事を多数執筆しているライターのAさんです!

■今どきの最新レコーダーは「賢く選ぶタイプ」と「丸ごと録る」タイプに大別

TVとレコーダーの画像

TVを録画するのにHDDレコーダーを使っている人は多いと思います。EPG(電子番組表)から番組を選んで録画予約するのは、すっかりおなじみの操作です。

Aさん「レコーダーはTV視聴を便利にサポートしてくれる機能を多数搭載しています。登録したキーワードに該当する番組を撮っておいてくれる機能はその代表格ですね。こうしたユーザーの好みを録画に反映する機能で新しく登場したのが、ソニーのレコーダーで使える『みんなの予約ランキング』です。これは、レコーダーで録画されている番組の情報をインターネットで集計してランキングを作る機能。どの番組が多く録画されているかが分かるので、人気番組を録り逃すことを防げます

録画する番組のチョイスが賢くなる一方で、大容量HDDを用いて丸ごと録画しておく「全録」スタイルもレコーダーの進化の一例だとか。

Aさん「大容量のHDDと大量のチューナーを搭載して、複数チャンネルの番組を1週間、上位機種なら約1ヶ月丸ごと保存できるタイプのレコーダーもあります。『丸ごと録って、後から観たい番組を好きな時に選ぶ』というスタイルで、パナソニック東芝がこのタイプのレコーダーを出しています」

全録タイプのレコーダーは、録る番組を選ぶ・予約するという作業がそもそも発生しないのが特徴。とはいえ、大量の録画番組を管理するのが大変そうですが……。

Aさん「HDDの容量が一杯になってきたら、古い番組から順番に自動で消していってくれます。もちろん、残したい番組を指定することもできますからご安心を。全録タイプのレコーダーは『選んで見る』だけに集中できるのが特長ですね」

■たくさんあるネット配信サービス、どう違うの?

タブレットの画像

インターネットで番組を見る習慣もすっかりおなじみになりました。サービスごとに仕組みに違いはありますが、共通して言えるのは「放送時間にとらわれず、好きな時に、好きな番組が観られる」こと。

Aさん「TVと違って有料ではありますが、放送日時の縛りがなく、また映画やドラマ、アニメなど多彩なジャンルから新旧さまざまな作品が選べることも魅力です。レンタルビデオに近いスタイルですね」

最近では日本の民放が、インターネット番組サービスと組んでサービスを展開しています。例えば日本テレビはHulu、フジテレビはNetflixといった外国発のサービスと連携しています。

Aさん「今月、テレビ朝日とサイバーエージェントがタッグを組み、『AbemaTV』という動画配信サービスを始めました。これは地上波TVのように、チャンネルごとにリアルタイムで番組を配信していることが特徴。このリアルタイム視聴は無料で視聴できるので、地上派TVと同じ感覚で見られます。月額料金を払えば、過去の番組を好きな時に見られる、という仕組みです」

■「ワンセグ」の今

ワンセグの画像

かつて携帯電話でTVが見られる! として注目を集めた「ワンセグ」、みなさん覚えていますか? ワンセグとはモバイル機器で地上デジタル放送を視聴するためのもので、それに対して自宅のTVで見る地デジは「フルセグ」と呼びます。

Aさん「今やスマホでもフルセグを視聴できるようになっています。ワンセグとフルセグは地上波と同じ電波のTV放送なので、データ通信を使わないため通信料がかからない(ただし、データ放送利用時は発生)のが特徴。コストを気にする人なら、ワンセグ・フルセグはオススメです。最新のスマホは4Kの高解像度ですし、メモリーカードに録画もできますしね」

■見たい作品を諦めず探せばきっと出会える、充実した視聴環境

Aさん「ここで挙げた動画の視聴方法はごく一部です。ほかにも、ゲーム機でTVを視聴・録画できるなど、動画メディアに接する機会は多岐にわたります。古い番組やマニアックな作品でも何らかの方法で視聴できることが多いですから、録画し忘れたからといって諦めないでほしいですね」

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年2月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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