
今やイルミネーションは、駅前やビルの入り口などにある小規模ものやパーク全体を彩る大規模なもの、さらには自分の家をイルミネーションで飾る「イルミネーター」なる人もいるなど(「冬の夜をにぎやかに! マンション&アパートで楽しめるホームイルミネーション」)、広く親しまれている冬の風物詩です。
夜の中に色とりどりのライトが光り輝く光景は、まさに“インスタ映え”する被写体のひとつですよね。では実際、どれくらいの人が写真におさめているのでしょうか? at home VOXがアンケートで調べてみました!
Q.イルミネーションを写真に撮りたいと思いますか?

男女ともにすべての年代で半分以上の人が「撮りたい」と答えています。特に20・30代女性は、80%以上と高い数字。それだけ、イルミネーションは魅力的な被写体というわけですね。
しかし、実際にイルミネーションをキレイに撮るのは難しいようです。こちらのアンケートをご覧ください。
Q.イルミネーションの写真をキレイに撮れたことはありますか?

男女ともにすべての年代で半分以上の人が「キレイに撮れたことがない」と答えました。イルミネーションを撮るのが好きな人は多いのに、実際はうまく撮れないことが多いようです。
そこで、スマホのカメラでもイルミネーションをキレイに撮影できる方法を、iPhoneによる実践形式ご紹介します! 道具も準備も必要ない簡単なテクニックなので、今すぐ試してみてください!
※今回はiPhoneXを使っていますが、iPhone7・8でも同じ操作が可能です。
◼︎Point1:明るさをアップして、イルミネーションの光を華やかに!
イルミネーションの魅力は、なんといってもきらびやかで華やかな雰囲気。ですが、撮影したら思ったより暗くて地味な写真になってしまったことはありませんか?
暗い中、光の粒がしっとりとした雰囲気を醸し出していて、これはこれでいい写真です。ただ、華やかさには少し欠けますよね。そこで、「明るさ」を上げて撮ってみましょう。
イルミネーションの光がよりキラキラした写りになって、華やかな印象になりました。こうした写真にするために、「明るさを上げる」方法は以下の通りです。
①被写体にカメラを向けて、構図を決める。
②画面のどこかをタップし、太陽のマークがついた四角いフレームが表示されるのを確認する。
③太陽のマークを上にスライドして、明るさを上げて撮影する。
◼︎Point2:フレームからはみ出るくらい近寄ってダイナミックに写す
きれいにスタイリングされたイルミネーションは、つい全体を写真に収めたくなるもの。ただし、全体を入れて撮ってみたけど、パッとしない印象の写真になってしまったことはありませんか?
上の写真は、ちょっとこじんまりとした印象。その理由は「全体を収めるためにイルミネーションから離れて撮ったから」。被写体から離れて撮ると、それだけ被写体は小さく写ってしまうのです。この写真ではイルミネーションが遠くに写っているので写真の中の暗い部分が多くなり、それがこじんまりとした印象につながっています。
そこで、思い切ってイルミネーションがフレームからはみ出るくらいグッと近寄って撮影してみましょう!
手前のイルミネーションの色の違い、ライトに照らされた植木の細部まではっきり写っています。まるでその場にいるかのような臨場感がありますね。
このようにちょっとしたテクニックや工夫で、イルミネーションの写真はぐっと良くなります。インスタグラムでフィルター機能などを使うにも、元の写真がよければ効果はいっそうアップするでしょう。今回ご紹介した方法を使って、イルミネーション写真をうまく撮ってみてください!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年12月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。