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子供から大人までモテる技の筆頭「バク転」 レッスンを受けてその難しさに打ちのめされました

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バク転のイラスト

子どもの頃、運動神経のいい人はクラスの人気者でしたよね。特に、みんなができない技ができる人は、憧れと尊敬のまなざしで見られていたものでした。

それは大人になった今も同じではないでしょうか? at home VOXでは今回、「子どもの頃にできたらかっこよかった技」「大人になって異性ができたらかっこいいと思う技」「大人になった今だからチャレンジしてみたい技」をアンケート。どんな技が人気なのかのランキングを調べました!

まずは童心に帰ってこんな質問。

Q.子どもの頃、できたらかっこよかった技は何ですか?(いくつでも)

できたらかっこいい

トップは男女ともに「バク転」。アクロバットの代名詞ともいうべきメジャーな技ですが、実際にできる人は少ないですよね。体育の授業で華麗にバク転をキメた子は、クラスのヒーローでした。上位には「側転」も入っており、子どもの目には体操系の技が魅力的に映るようです。

その他、フリーアンサーには

・ドッジボール
・鉄棒のだるま回り

などの回答が寄せられました。

では、大人になってからはどうでしょう?

Q.大人になって、異性が出来たらかっこいいと思う技は何ですか?(いくつでも)

異性ができたらかっこいい
女性にとって、男性ができたらカッコイイと思うのは、やはり「バク転」がダントツで半数近くに。大人になってもカッコイイという思いは変わらないようです。女子にモテたいなら、体操スクールに通って技を身に付けるのが早道かも!? 4人に1人はときめく、「懸垂」で筋力をアピールするのもアリですね。。

男性の方も、およそ3人に1人が「バク転」を挙げていますね。女性でできる人は少ないので、会得すれば周囲の尊敬を集めそうです。

最後に、これからやってみたいことを聞いてみました。

Q.今、自分がチャレンジしてみたいと思う技は何ですか?(いくつでも)

チャレンジしたい

大人になってからだとなかなか挑戦する機会もないので、皆さん尻込みしているようですが、ここでも「バク転」がトップ。特に男性は2割近くが意欲的です。もしマスターできたら、注目を集めること間違いなしですよね。華麗なバク転を披露して、みんなをあっと言わせたい……そんな妄想を膨らませている人は多いのではないでしょうか?

そんな妄想を見透かしているかのように、最近はバク転を教えてくれるアスレチックスクールが増えているそう。そこで今回、at home VOX編集部員がバク転にチャレンジしてみました!

訪れたのは東京・板橋区にある「バク転・アクロバット教室東京」。講師を務めるのは大関真悟さんです!

バク転教室の写真

壁に掲示されていた「大関流 バク転心得」。「一、心構え」「二、素直になる」「三、思いっきり」の3つです。

大関さん「この3つをしっかり実践すれば、誰でもバク転はできます」

どちらかというと技術的なアドバイスを予想していたので、シンプルとも言える内容にちょっと意外性を感じました。

大関さんバク転は一歩間違えれば命の危険性すらある技です。だから、正しい動きを間違いなく実践するんだ、という“心構え”が何よりも重要なんですね。そのためには、私の指導を“素直に”受けることが大切。手も足も頭も体幹も、全身くまなく指示通りの正しい動きをしなければいけません」

バク転教室の写真

模型を使ってバク転の解説をする大関さん。

大関さん「普段スポーツをしていたり、運動神経に自信がある人ほど、動きにアレンジを加えがちなんです。でも、そういう人ほど、バク転に成功しません。心の底から素直になれる心構えを持てるかどうかが、大関流・バク転術のポイントです。それができれば、あとは正しい動作をためらいなく“思いっきり”やるだけ。バク転の動作を途中で止めることは非常に危険ですから」

バク転教室の写真

マットで基本の動きを習得したら……。

バク転教室の写真

トランポリンで実際にバク転するステップへ。トランポリンの反動で回転はできるものの、ジャンプの飛距離が足らず着地も不安定な動きが続きます。

そして今回のレッスンでは、ここまででギブアップ。大関さんの言う“正しい動き”通りにバク転をしようとするも、何度やっても、体が素直に動きませんでした……。

大関さん「三つの心得をしっかり実践できれば、早ければ20分でバク転ができる人もいます。“指示通りに体を素直に動かす”ことは、その人の性格や考え方が如実に出るんですよ」

実際、体の疲れよりも「指示通りの動きができない」ことに対する精神的な疲れの方が色濃く残ったレッスンでした。自分にはもっと時間がかかりそうです。

大関さんの言うとおり、バク転は一歩間違えればケガだけでなく命の危険もはらんでいる技。もし習得したいという人は、プロの指導をしっかり受けてチャレンジしてみてくださいね。

取材協力:バク転・アクロバット教室東京

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年8月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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