
お盆休みも終わり、仕事に復帰している人は多いのではないでしょうか。仕事の在りかたが多様化している現在、本業のほかに「副業」を持っている人も少なくありません。
収入が増える、スキルが活かせる、本業が危うくなった時の保険になる……副業にはそんなメリットがありますよね。アンケートモニターといった気軽なものから、販売・接客業など本格的なものまで、副業の種類はさまざまです。では、実際に副業を持っている人はどれくらいいるのでしょうか? また、具体的に何をやっているのでしょうか? そんな気になる副業事情を、at home VOXが調べてみました!
Q.あなたは、副業を持っていますか?

副業を持っている人は全体で14.0%、年代別に見ると、20代男性で2割、女性では50代が最も多く17.2%でした。まだまだ少数派のようですね。
「Q.あなたは、副業を持っていますか?」で「はい」と答えた方にお聞きします。副業について、あなたの考え方はどちらに近いですか?
【A】本業の収入だけでは生活していけないから
【B】もっと自由に使えるお金を増やしたいから

「【A】本業の収入だけでは生活していけないから 」の合計回答率は27.8%、「【B】もっと自由に使えるお金を増やしたいから」は52.8%。切実に収入アップを望んでいるというよりは、どちらかというと気軽な気持ちの方が多いのですね。
さて一方で、「副業をする時間があるなら本業をしっかり頑張るべき」という考えもあると思います。実際にそう思っている人はどのくらいいるのでしょうか?
Q.副業について、あなたの考え方はどちらに近いですか?
【A】副業をやる暇があったら本業に専念すべき
【B】やりたい人は自由にやるべき

男女とも「【B】やりたい人は自由にやるべき」が「【A】本業に専念すべき」を大きく上回り、多くの人が副業に肯定的でした。とくに女性、中でも20代は86.1%と非常に高い数字を出しています。50代男性では「どちらともいえない」が4割と多く、経営者や管理職の方にとっては悩ましい問題なのかもしれません。
ちなみに、副業といってもその種類はさまざま。そこで最後に、どんな副業をやっているのか聞いてみました!
Q.何の副業をしているか教えてください。
■ネット系
クラウドソーシング(30代男性、20代・50代女性)
アンケートモニター(各世代の男女)
アフィリエイト収入(30代・50代男性)
ウェブショップ運営(30代女性)
ポイントサイト(20代・40代男性、50代女性)
ネットオークション・フリマアプリ(20代男性、50代男女)
■スキル系
ハンドメイド販売・自宅でハンドメイド教室(50代女性)
ライター業(20代男女、50代女性)
株・投資(20代男女、30代・50代男性)
ピアノ調律(50代女性)
ウェブデザイン(40代女性)
映像制作(50代男性)
車の査定(50代男性)
バイク整備(20代男性)
家庭教師(50代女性)
スポーツ指導員(50代女性)
デザイン業(30代男性)
リラクゼーション業(50代女性)
■軽作業・短期バイト系
宅配業者の仕分け作業(50代男性)
夜間に物流センターで作業(40代男性)
食品工場で短期バイト(40代女性)
試験監督(20代・50代男性、40代女性)
来店客意識調査(40代女性)
■販売・接客・事務系
不動産業(40代男性)
太陽光発電販売(40代男性)
家電品販売(40代男性)
飲食店のスタッフ(20代・50代女性)
イベント受付(40代女性)
不動産受付(30代女性)
クリニックの医療事務(40代女性)
■その他
農林業(50代男性)
内職(50代男女)
フリーマーケット(40代女性)
知人の手伝い(20代女性)
副業を禁止している企業も多いと思いますが、働き方の見直しが迫られている今、自分ならどんな副業をするか、視野を広げて考えてみるのもいいかも?
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年4月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。