
前回のアンケート「お小遣いの金額に不満がある人は何割? やりくりのコツは女性に学べ」では、お小遣いの金額について、正直なところ「足りない」と思っているのは、男性44.0%、女性36.0%ということがわかりました。
ランチ代以外にも日々の細かい出費をお小遣いから出すとなれば、積もり積もって足りないと感じている人はそれなりの割合になるのも仕方ないかもしれません。そこで今回athome VOXでは、そんなお小遣い事情を詳しく掘り下げてみました!
限られた金額の中でやりくりするのが、お小遣いの暗黙のルール。しかしどうしても足りない、「もっと欲しい!」と、お小遣いの値上げ交渉をしたことがある人はどれくらいいるのでしょうか?
Q.「あなたはお小遣い制ですか?」で「はい」と答えた方へお聞きします。
お小遣いの値上げ交渉をしたことはありますか?

男性のうち50.8%と、約半分が「はい」と回答しました。やはり奥さんが財布の紐を握っている家庭が多いのかもしれませんね。限られた金額の中で何とかやりくりしている、男性の涙ぐましい努力がありありとイメージできます。
では、気になる交渉の結果ははたして……?
Q.「お小遣いの値上げ交渉をしたことありますか?」で「はい」と答えた方へお聞きします。
値上げ交渉の結果はどうでしたか?
【A】勝ち取った 【B】惨敗

男性の「【A】勝ち取った」率は合計してちょうど20.0%と勝率2割。対して「【B】惨敗」は合計36.7%と、まさに惨敗といえる結果でした……。「どちらでもない」という回答は、希望通りとまではいかなくても妥協案となったのか、「昇給したら値上げ」などの条件付き許可をもらったのでしょうか?
それでは最後に、お小遣い制についての本音を聞いてみましょう。
Q.夫婦のお小遣い制をどう思いますか?
【A】いいと思う 【B】やだ

女性は賛成派が半数を超えたのに対し、男性は35.2%。しかし、「【B】やだ」という男性は19.5%にとどまっています。金額に不満はあるけれど、家計の大変さも理解している、そんなジレンマが垣間見えます。
家族の将来のために切り詰めるのもいいですが、夫婦仲良くやりくりしてくださいね。
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年4月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。