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ビニール傘をなくしたことがある人は8割 紛失対策してる? 

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ビニール傘のイラスト

先日の「ビニール傘はデートではナシ? みんなの使用状況とイメージをアンケート」に続く、ビニール傘に関するアンケート第2弾。今回at home VOXが調べたのは、ビニール傘の紛失経験です。

Q.ビニール傘を買うことはありますか?

ビニール傘を購入経験

今回の回答者のうち、ほぼ半分の人がビニール傘を買うことがあるとのこと。安くて手軽に買えますもんね。

一方でビニール傘は、どれも同じような見た目で自分の物か分かりづらく、紛失しやすいイメージがありますよね。そこで、ビニール傘を購入したことのある人に紛失経験を聞いてみると……?

Q.ビニール傘をなくしたことはありますか?

ビニール傘の紛失経験

実に8割の人が「ビニール傘の紛失経験アリ」と答えました。このようにビニール傘は紛失する人が多いことがわかりましたが、みなさん紛失対策をしているのでしょうか?

Q.ビニール傘に目印をつけたり、名前を書いたりしたことはありますか?

ビニール傘の紛失対策

自分のビニール傘に目印をつけたり名前を書いている人は37.7%と約4割。8割の人がビニール傘をなくした経験があるにも関わらず、紛失対策をしている人は少ないようです。やはり安くて手軽な分、「なくさないようにしよう」と思うほどには執着がないのかもしれませんね。

警視庁のデータ「遺失物取扱状況(平成28年中)」によると、平成28年中の傘の忘れ物は381,135点。これは拾得物の上位5品目のうち第3位で、拾得物全体の9.5%を占める数字なんだとか。

■拾得物の上位5品目(単位:点)

警視庁の遺失物グラフ

出典:警視庁「遺失物取扱状況(平成28年中)」

1年で約40万本も忘れられる傘ですが、「なくしても探されない」傾向が非常に高いアイテムなのです。こちらのデータをご覧ください。

■主な物品の拾得届点数に対する遺失届点数の割合

警視庁の遺失物グラフ

出典:警視庁「遺失物取扱状況(平成28年中)」

拾得届(落とし物を拾った届け出)に対する拾得届(落とし物をした届け出)の割合が、傘はなんとわずか1.5%しかなく、警察に「傘を落としました」と届ける人が極端に少ないことがわかります。「傘はなくしたら新しく買えばいい」というみんなの意識が読み取れますね。

とはいえ、新しく傘を買うにはもちろんお金がかかりますし、できればビニール傘といえどもなくしたくはないところ。最近ではデザイン性のあるビニール傘や柄に被せるカバーなどが100円ショップなどで多数取り扱っています。これらを目印代わりに使えば、自分の傘を見失うことも減るでしょう。また、持ち手部分をマスキングテープでデコるなど、プチDIYテクニックも有効ですよ!

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年4月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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