街のコト

セーブオンで買った「ぐんまちゃん」カップ麺を解剖する

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(Jタウンネットより)

さて、先日セーブオン毛呂山葛貫店で購入したぐんまちゃんのカップ麺。今回はその味を紹介したい。

ぐんまちゃんやきそば(編集部撮影)
ぐんまちゃんやきそば(編集部撮影)

(前回の記事)
セーブオン進出で埼玉の『群馬化』が進んでいる

ペヤング製じゃなかった、ぐんまちゃんカップ麺

群馬のカップ麺といえば、まるか食品の「ペヤングソースやきそば」があまりにも有名だ。ぐんまちゃんカップ麺も同食品が手がけているのだろうと思い込んでいた。ところが――容器の説明書きに目を落とすと、大黒食品工業(群馬県玉村町)の商品と書いてあるではないか。

まずはカップ焼きそば「ぐんまちゃんやきそば」(税込158円)から。かやくの主体はポテトで、ほかにソースと玉子入りのふりかけの袋も同梱されている。具材の量はペヤングと似ていると感じた。

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説明書きに従ってお湯を注ぎ、3分後に捨てて、かやく等を入れてかき混ぜれば出来上がり。

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縮れた麺はほどよい太さで、ソースがいい感じに染み込んでいる。
先述したポテトは上州太田焼きそばを意識しているらしい。具材のバリエーションが少ないなか、いいアクセントとなっている。1食分の標準栄養成分表を読む。エネルギーの500キロカロリーは平均的だ。
値段とのバランスを考えるなら、まずまずの仕上がりと評価できる。

群馬なのに讃岐風の「ぐんまちゃんうどん」

次にトライしたのは「ぐんまちゃんうどん」(税込108円)。カップうどんの容器は平底が主流。縦長は少数派だ。

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フタを開けると、乾燥した麺が上部ギリギリまで詰まっている。玉子やネギ、わかめなどがあらかじめ混入されていて、量は比較的多め。パッケージには「かきたま入り」と書かれている。

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お湯を入れるときは少し注意したい。麺が近いのでお湯が跳ね返り、手に当たる可能性があるからだ。ゆっくり、慎重に注ぐべし。
3分待って、食べられる状態になった。

大手食品メーカーのカップうどんの場合、関東向けに出荷している商品のスープは濃くしていると聞く。
ところがスープを飲んでみると薄口であっさりしている。群馬は東日本エリアなのだが、公式サイトには「讃岐風うどん」と説明されている。容器に「こんぶだし」と書かれているのはそういうことだったのか。

麺の弾力性はそれほどない。乾燥している状態ではボリュームが多く感じられたが、ほぐれた麺は普通のボリュームになった感じを受ける。説明書きを読むと、内容量67グラムのうち麺は55グラムと記されている。
ちなみに日清食品のカップヌードルの麺量は65グラム。ラーメンとうどんなので一概には比較できないが、一つの目安になるだろう。

また1食分の標準栄養成分表は、エネルギーが315キロカロリーで、炭水化物は38.9グラムとなっている。栄養分の中ではカルシウムが103ミリグラムと割合高かった。

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都内の大手コンビニで、類似の商品を購入した。ナショナルブランドのカップ焼きそばとPBのカップうどんは、合わせて税込294円。
内容量はほぼ一緒なのに価格差は28円ある。セーブオンの東京進出を期待する声がネットに上がっているが、その理由が分かる気がする。

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