街のコト

和歌山では「職場でみかん」「会議でみかん」は当たり前!?

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(Jタウンネットより)

みかんの産地日本一といえば、和歌山県。2004年から10年連続で、生産量日本一の座を守り続けているという。最近の統計によると、1位和歌山県、2位愛媛県、3位静岡県、この3県で全国の約5割を占めるとのこと。

その和歌山県で、「和歌山なんだから、みかんをもっと食べようキャンペーン」が実施されている。期間は2014年12月17日から2015年2月28日まで。

温州みかん。写真はイメージです( J.G. Wangさん撮影,Flickrより)

温州みかん

その内容は、まず「学校でみかん」、同県内全ての小学校と特別支援学校の学校給食にみかんを提供している。2012年から実施中だ。これはまあ、全国的にもよくある試みだろう。

次に「職場でみかん」。同県庁にみかんを常に置いて休憩時間に職員が食べるほか、市町村や県内の主な企業にも働きかける。それぞれのオフィスで、休憩時間にはみかんを食べてもらうよう呼びかける。これもまあ……いや、なかなか珍しい。

さらに「会議でみかん」。同県が主催する会議では、水やお茶に代わって県産の温州みかんを出席者に提供している。お茶の代わりにみかん! 緊迫した会議の間も、みかんを剥く手は止まらない!――すごいぞ、和歌山県。おそらく、全国探してもまずない事例だろう。もちろん、同様の試みを、市町村や県内の主な企業にも働きかけるという。まさに「そこまでやるのか!」的キャンペーンである。

この背景には、全国的にみかんの消費量が伸び悩んでいることがあるようだ。特に若い世代の「みかん離れ」が深刻で、消費量はピーク時の3分の1ほどにまで落ち込んでいるという。

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