(Jタウンネットより)
2016年8月22日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となった。
ある日の稽古後に稽古まわしを外しているとグーグルの車が通過。
「あ、グーグルの車!」って追いかけて行った覚えがありましたが、まさか撮影中とは…。 #sumo pic.twitter.com/onWAGgr992
– 北勝旺 俊紀 (@kirin_oh) 2016年8月22日
写真は、Googleの「ストリートビュー」の中で公開されているカット。投稿者は八角部屋所属の現役力士、北勝旺俊紀さん。現在、三段目である。「『あ、グーグルの車!』って追いかけて行った覚えがありましたが」とコメントしているが、見事に撮影されてしまったようだ。
「初体験です。ありがとうございました」
実際にストリートビューを見てみると、東京・墨田区にある八角部屋の前には力士たちがぞろぞろ。
少し離れてから再び八角部屋のある路地の方を見ると、確かに北勝旺さんがひょっこり顔を出している。
ストリートビューとお相撲さんという、一見相反するイメージの両者に意外な接点があったということで、このツイートには1万を超えるリツイートがあり、未だ拡散中である。
9月4日、北勝旺さんは自身のアカウントで、こう投稿している。
やっと1万リツイートいきました。
初体験です。ありがとうございました。#sumo pic.twitter.com/3Q969gMgb3
– 北勝旺 俊紀 (@kirin_oh) 2016年9月4日
「やっと1万リツイートいきました」「初体験です。ありがとうございました」とつぶやいている。ご本人もいたく喜んでいるようだ。
このグーグルの件をきっかけに、北勝旺さんのアカウントに投稿されているツイートを拝見してみた。現代の若いお相撲さんの日常が垣間見ることができて、大変興味深い。
名古屋場所の後の隠岐合宿や、夏巡業の様子なども、写真付きで紹介されている。
ちなみに北勝旺さんの部屋の師匠・八角親方は、第61代横綱の北勝海。現在の日本相撲協会理事長である。兄弟子の隠岐の海は、秋場所初日から横綱・大関を連破して、いまもっとも注目を集めている力士の一人だ。八角部屋の公式サイトはこちら。
隠岐の海の活躍を見越して、「ストリートビュー」で八角部屋周辺を撮影しておくとは……、さすがグーグル先生だ。