(Jタウンネットより)
2016年7月19日放送の広島ホームテレビ「Jステーション」では、夏のスキー場の集客戦略について放送しました。
県内のスキー場来場者数は、1997年には132万人を超えていましたが、2014年には約55万人と半数以下に減少しているということです。
北広島町のスキー場、ユートピアサイオトも例外ではありません。冬の4ヶ月ぐらいで収支がとれていたものが、昔に比べてお客さんが減ってきていることから、夏も集客をしなければならなくなったといいます。
ユートピアサイオトでは、4年前から夏の営業を始めました。「ジップライン」という木々の間に張られたワイヤーを滑るアクティビティがおこなわれています。爽快感と五感を刺激するコース展開がスリル満点だと好評です。徐々に来場者も増え手ごたえを感じているということです。
雪不足に泣いたスキー場で楽しむスリルと爽快感
安芸太田町の恐羅漢スノーパークでは、おととしの12月の営業日数は27日でしたが、去年は雪不足の影響でわずか3日。売り上げは半分以下に落ち込んだといいます。5年前からオールシーズンの営業にのりだし、一年を通してさまざまなイベントで集客をしています。
先月オープンしたアクティビティの「ジップスウィング」は、スキー場リフトの支柱約13メートルをよじのぼり、伸縮ロープを装着しててっぺんからダイブするものです。挑戦した県外からの観光客は「まさかこんなことができるとは思っていなかったのでよかった」と話していました。
雪のないスキー場でさまざまなイベントが展開され、夏休みなど、家族連れのおでかけスポットの選択肢の一つになるのではないかと思いました。(ライター:わがママ)