(Jタウンネットより)
[ちちんぷいぷい‐毎日放送]2016年7月14日放送の「昔の人は偉かった」のコーナーで、兵庫県加古川市播磨町にある大中遺跡公園が紹介されていました。
国指定史跡のこちらの公園には復元された竪穴式住居が多数あり、古代の人々の暮らしを感じられる町の人の憩いの場所になっています。
空き地で見つけた大発見!
現在は重要な史跡ですが54年前までは空き地でした。1962(昭和37)年、中学生3人が土器を発見、学校の先生に報告したところ弥生時代のものと分かり、新聞やテレビが取材にくるほど一大ニュースになりました。
その後の調査で、弥生時代から古墳時代にかけての住居遺跡が約80軒、中国から伝わった鏡「内行花文鏡」の破片、イイダコ漁につかった壺が見つかり、学術的にも貴重な発見へとつながりました。
発見者のひとり、浅原重利さんは歯科医で69歳に。今でも診療の合間を見つけ趣味で考古学を続けています。「当時は白黒テレビの取材にも来ましたよ。考古学はロマンがありますよね」と語りました。
中学生が日常で見つけたものが、日本の歴史をひもとく重要な発見だったとは驚きですね。今後も子供たちによる世紀の発見があれば、日本を明るくするニュースとして話題になるでしょうね。(ライター:青空繭子)