能登の祭りに欠かせない「キリコ」って何?

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(Jタウンネットより)

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年7月11日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「キリコ」の話題が取り上げられていました。

能登の祭りのシンボル「キリコ」。今月に能登町で始まったあばれ祭りを皮切りに、能登半島では秋までキリコ祭りが繰り広げられます。

集落の競い合いで巨大化

輪島市にあるキリコ会館では、大小さまざまなキリコが30基ほど展示されており、いつでも祭り気分を味わうことができます。

そもそもキリコは、切子灯籠と言われるもので、お神輿の前後に行列をつくる神様の灯、夜道を照らす灯籠でした。

海に囲まれた能登。海から神がやってくるとお祭りの際に海辺を歩くことが多いので、遠くからでも見えるようにとだんだん大きくなっていきました。

その信仰心に加えて、各集落の大きさの競い合いもあり巨大化、今日のキリコが出来上がりました。

ちなみに一番大きなキリコは、高さ16.5メートル、屋根は畳12畳分、重さ4トン、総漆塗りで金箔が施された豪華絢爛なもの。

能登の人たちの信仰心と、競い合い。能登の祭りの根本がわかりますね。(ライター:りえ160)

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