貴重な宇宙船が多数! 異色博物館「コスモアイル羽咋」のコレクションがスゴイ

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(Jタウンネットより)

2016年6月8日に放送されたHNKの「あさイチ」で、石川県羽咋市の博物館「コスモアイル羽咋」が取り上げられた。番組内では館内の展示品が紹介され、羽咋市がUFOの街と言われる理由が解説された。しかし、この博物館のツイッターには、それ以上に気になる情報が多数あったのだ。

実際に使用されたソ連製のヴォストークカプセル(以下画像はすべて公式サイトから)
実際に使用されたソ連製のヴォストークカプセル(以下画像はすべて公式サイトから)

粘り強い交渉でゲットした本物の展示品

コスモアイル羽咋は、UFOでの街づくりの一環として1996年にオープンした宇宙科学博物館だ。羽咋市の古文書には、円盤状の物体が飛び回る話が残されており、それに着想しての町おこしプランだという。

館内では宇宙に関する様々な展示品を公開されており、本物と同じ素材を使ったレプリカだけでなく、予備機や実際に使われた帰還用カプセルなど、貴重な品が数多い。また、羽咋市を解説するブースもあり、UFOを思わせる前述の伝承や神隠し伝説が紹介されている。

そんなコスモアイル羽咋は公式でツイッターアカウントを持っており、興味深いツイートをいくつも投稿している。

例えば、

コスモアイルには「ボイジャーレコードの原盤(世界にたった1枚)」がひっそりと展示されています。これを入手してきた担当者いわく、当時の持ち主(ボイジャーレコードの制作者)に粘り強く拝み倒して、タダでもらってきたそうです。おねだり能力は大事です。
– 宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 (@CosmoisleHAKUI) 2016年6月14日

コスモアイルにある「ルナ24号」は、世界に1〜2機しか残っていないと言われる貴重な本物です。実は「オークションに出品しないか?」とオファーが来たことがあります。オークション価格は何と13億円スタート!!もちろん売りませんでしたが。https://t.co/ME3IQmi1yg
– 宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 (@CosmoisleHAKUI) 2016年6月13日

などだ。

「おねだりで手に入れたボイジャーレコードの原盤」、「13億円スタートのオークションへのお誘い」という、何とも興味をそそられる内容だ。さらに、公式サイトには「UFO目撃情報求」というページが……。

Jタウンネットは博物館に取材を申し込み、それらについての詳細を伺った。

コスモアイル羽咋の担当者によると、ルナ24号やボイジャーレコードの原盤は、現在様々な分野で活躍している高野誠鮮(じょうせん)さんが各地に出向いて集めたものだという。

「ボイジャーレコードの原盤は、高野さんが実際に製作者のご自宅を訪ねて、『これを手に入れるまで日本には帰れない』と根強く交渉をして手に入れたと聞いています。ルナ24号のオークションのお話も、高野さんが働いていた当時に話が来たそうです」

ボイジャー惑星探査船
ボイジャー惑星探査船
ルナ24号はバックアップの予備機を展示
ルナ24号はバックアップの予備機を展示

気になるUFO情報の募集に関しては、

「UFOの目撃情報を記述する用紙が当館にありまして、週に1通ほどのペースで送られてきています。全国からお客様がいらっしゃるので、東京などでの目撃情報も集まっていますよ」

とのこと。UFOを目撃した際は情報を提供すると、宇宙研究の礎になれるかもしれない。

また、館内には世界各地で撮影されたUFOの画像を閲覧できるスペースもあるため、宇宙関連のことは幅広くカバーされている。

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MATOME